2009年7月18日土曜日

いまここ 食べ物編 No.3


お友だちのえみさんがお昼に遊びに来てくれました。暑い日が続いているので、涼しげな色と香りのおもてなしをと思い、夏野菜の冷菜を多めに。

もやしと若布の胡麻ドレッシング和えや最近好きなきゅうりとにんじんの甘酢漬けのほかに、生姜も前日から漬けました。もろきゅうもどきですがちょっと工夫して、きゅうりの真ん中をくりぬいて、金山時味噌、麹味噌、八丁味噌をつめました。これがなかなか!後は長いもの納豆昆布のせと春菊の芥子おひたし。とった八方だしに練り芥子を溶かしてみたら、春菊の苦味とよく合いました。基本の八方だしを覚えておけばいろいろ使えて便利です。小皿を並べて、木曾の純米酒で週末の始まりに乾杯!

八方だし おひたし4人分 材料は一度煮立ててからさまして使います。
  • だし 1/4 カップ
  • 酒、みりん、しょうゆ 各大さじ1

メインは五目寿司。しいたけとかんぴょうを煮て、お酒を入れて昆布をのせて炊いたご飯でおいしい寿司飯ができました。にんじんはお酢、砂糖、少々の塩で煮て、さやいんげんをさっとゆでて、錦糸卵と茹でえびをちらしてできあがり。

お吸い物は、しめ卵と湯葉。しめ卵とは、溶き卵に塩としょうゆ少々をいれて熱湯に流して浮き上がったらすくって巻きすで巻いて形を整えるというもの。湯葉に隠れて写真では見えませんが、形状はふわふわのミニだしまき卵のような感じ。落とした卵が全部すくえなくて、ちょっと残念。かき玉にすれば無駄なくいただけるのですが、湯葉とあわせるにはお互い広がりすぎてしまうかなと。アクセントに茗荷かみつばがあれば嬉しいところでしたが、手に入りませんでした。代わりに葱の青い部分を細くきって浮かべました。

失敗は飾りきゅうりを作っておいたのに、のせるのを忘れたこと。。。うすく輪切りしたきゅうりのタネ部分を抜いて、一枚に切り込みを入れて、2枚を鎖のようにつなげます。いろいろな飾りに使えそうで便利!お楽しみ会で作った色紙のわっかを思い出しました。

和食文化に生まれ育ったこと、一緒に楽しんでくれるお友だちがいること、時間を忘れる弾む会話、ベランダで風にそよぐ木々を眺めながら飲むお茶。すべてに感謝の午後でした。

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