4月20日に起こったメキシコ湾原油事故。今までで4万ガロン以上が回収されたそうですが、今も流出は続いています。ニュースサイトによると530羽の野鳥が保護されたものの730羽の死骸も回収されました。ウミガメは保護が59頭、死骸は315頭に上ったそうです。
今も原油回収に活躍しているのが髪、動物の毛、フリースなどで作られたマットやヘアブームとよばれる筒状のウキ。吸着率は合成のものよりかなり優れています。
そのヘアマットやブームを民間と協力して作っているボランティア団体Matter of Trustについては前のブログで書きました。団体のニュースレターによると、4万5千のヘアサロンや数千の個人からの寄付で、40kmのブーム材料が集まったそうです。ボランティアによって16km分はすでに完成しました。材料は倉庫いっぱいに集まった今は寄付受入れを一時休止しています。
ハリケーンの季節が近づくにつれ、長引く流出が及ぼす影響が心配されています。一日も早い復旧を心から祈って。
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