2014年7月14日月曜日

帳尻

今日はまあそれはそれは蒸し暑い日でした。お暑いですねえ、と挨拶は交わすものの、皆さん「本番はこれからですけどね。」と。果たして私は9月まで大丈夫なのだろうか。すっかりベイエリアの住人になった身としては震え上がっています。

私より恐れているのは 8/6から13まで来ることになったダニー。彼は今まで二度も熱中症になっているので無理もありません。納骨を終えてすぐに九州に分骨した父の墓前にも参ることにしました。今回、田舎の親戚も日帰りで母に会いに来てくれていたのでそのお礼とご報告も兼ねてのことです。

2年前に緑豊かな竹田市に帰ったときのことはブログに書き損ねましたが、それは不思議なソウルジャーニーでした。また今回故郷に帰れるかと思うと不思議で嬉しい気持ちです。今回も前にお世話になった宿でゆっくり休養させてもらいます。

ダニーはこの旅行を複雑な気持ちで迎えるようです。いつもここに来る目的だった母はもういない。そしてこの家もいつまであるのか。此が最期かもしれない、駅に降り立って家のドアを開けてももう母の笑顔を見ることが出来ないと思うと悲しみがあふれると言います。それでも時間は着実に流れ、失った睡眠や食欲や人との関わりも徐々にダニーの、私の日常生活にしみいるように戻りつつある。人間の強さ、図太さ、本能による軌道修正。逆らうこともないけれど、自分の生理ながら、気持ちが着いていくまではぎくしゃくした感をぬぐえません。

今日は延ばしに延ばしていた各事務所への連絡を済ませました。7月を二日間生きてくれた母は、その月の年金や恩給も受給できるとのこと。ナイス!反面、私は5月31日午後4時に成田について、保険料と年金を5月分から納めています。

ま、母ががんばってくれたおかげで帳尻があったというか。そんな風に都合よく考えて笑ってしまった夏日でした。

2 件のコメント:

  1. こんにちは、いまここさん。このたびは御愁傷様です。去年のアメリカ旅行の記事は覚えていますが本当に素晴らしいお母様ですね。どこでも寝れるとか何でも美味しくいただくなどというのは、物事へ向き合う姿勢そのものだと私は考えています。そんな故人を偲ぶお気持ち、お察しいたします。
    私の母なんていまここさんのお母様と正反対で、自分が一番エライし気に入らないとすぐ怒鳴り散らすしで、母娘仲は悪くはないのですがイザという時に悲しくなかったらどうしようかなとちょっと心配なくらいです。^^; 

    いまここさんはこれからどっと疲れが吹き出してくるかもしれませんが、くれぐれもご自愛ください。病気したらお母様が悲しみますよ〜!

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    1. ayaさん、ありがとうございます。母は素晴らしいというか、とにかくローメンテナンス(笑)で助かりました。家族や愛する人を見送るって世の中で一番辛い事の一つには違いありません。悲しくなかったらどうしよう?と思えるくらいがちょうどいいかもです。脅かす訳じゃないけど絶対大変だから。。。No choiceで親を知らない人もいるわけで、そう思うと悲しくてもたとえ思ったほど悲しくなくても私らは幸せもんです。

      はい、国保も納めている事だし、せっせと整骨院通いして凝り固まった体をほぐしにかかっています。この際眼医者も歯医者も行ってやる〜と、健康メンテナンスを誓う猛暑の日々です。

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