2014年7月22日火曜日

小石

一昨日は一時間に101mmの大雨が雷と共に降りました。雷が光を放ちものすごい音を立てて近くに落ちるのが聞こえつつ、体は起こさず12時間眠りました。

一夜明けた海の日は晴れ。世の中はもう夏休みまっしぐらです。また弔問のお客様をお迎えして、他に何をやったかわからないうちに一日は過ぎました。

今日は梅雨明け。もうわかってるけど。。。本格的な夏が始まりました。

朝9時を待って地道に電話をかけ、郵便為替を買いに行き、コピーをとったり切手を貼ったり。午前中から出にくかった声がどんどんかすれてきて、電話口で苦労しました。それほどたくさん話したわけでもなく、のどが痛くもないのに声が出にくい。そして胸が重苦しい。

前からのどには小石が詰まってるみたいだったけど、それが胸まで下がったか。
今までとはどこかが違う。しみじみ悲しく、さめざめ泣けてきて途方に暮れてしまう。今までの悲しみや寂しさは動いていて揺れていて。変な言い方だけれど躍動感があった。でも今日の悲しみはどこまでも静かで、透明で、深淵で底がみえない。

母の残したものを片付けるということは、彼女の存在を実感し、思いを受け取り、整理していくこと。私にだけでなく多くの人にかけた思いやりの証拠を見つける度に胸が詰まります。時間に追われ何も考えず、手だけ動かしていたうちはよかったけれど、ここらで感情が追いついてきたかな。幸か不幸か、今はこれが優先順位一番だから逃げるわけにはいきません。

今日は帰国後初めて外で友人たちとあう約束をしています。それまでには小石は砕けるか?飲み放題プランのお店は、梅酒コレクションが有名らしいからそれで溶かす手もありかな。

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