2014年7月20日日曜日

夕方

ふふふふ。とある夕方、母が眼をつむったまま静かに笑いました。「なあに〜、今の笑い?」と聞くと「見てたの」と一言。「何を?」「祭壇。全部準備ができました。」と。

夕方は黄泉の国とつながる時間。そんなことを読みました。彼女は病室に居た時から行ったり来たりしていたのかもしれません。亡くなった直後は自分の姿や回りの状況を上空から眺めるとも言いますよね。私はその光景を信じているので天井を見上げたかったのですが、先生たちや看護師さんたちが見守る中、流石にできなかったなあ。

またある時、いきなり「矛盾している」と。これは体が辛かった夜半でした。同じく「なにが?」と聞くと「早くこときれたいのと、みんなと会えなくなるのはいやなのと」と。その数時間後に大出血。都合よく解釈すれば、そのときの辛い体験で矛盾が色あせたかもしれない。出血前と後では何かが変わったなと感じたことを思い出しました。

うわごとの定番は「やだ」と「くやしい」。「どうした〜、何がいや?」と聞くと、「いまいやだって言ったよね〜、でも何がいやなんだろう?」と答えていた母。それがそのうち「もういい」とか「もう十分」「あなたは本当によくやった」と言うようになりました。落ち着いていたかに見えたけれど、当然様々な思いがあったはず。お骨になって2週間、そんなことを考えています。

今日の昼間はいとこの子供たち5人を含む17人の弔問来客がありました。にぎやかな日曜日になってよかったね。

3 件のコメント:

  1. シェアしてくれてありがとう。いまここさんが「あなたは本当によくやった」を素直にうけとめてくれるといいな。だってそうだもん。

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    1. えみこさん、いつもありがとう。

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  2. なんかコメント欄がちょっと変?えみこさんの言葉を信じて素直になれるかな。

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