お墓参りの翌日。週の残りはがしがし片付けるぞ!と意気込みはあったものの、朝の目覚めから暗い気分でした。従姉妹のEちゃんが古い椅子や写真のフレームなどの解体作業を手伝ってくれるというのを断ろうかな。。。と考えていたら彼女から今日は腰が痛くて行けないと電話がありました。胸を撫で下ろしサボリムードに入りはじめたら友人から電話。丁度息子のおもちゃのかなりな量を捨てたという友人はお世話になった物はありがとうと言って捨てるんだと話してくれました。自分が捨てれば感謝して手放せる、誰かが片付けることになったらそうはいかないからと。小さい頃に宝物だった鉄道の切符コレクションも全部捨てたと。頭ではわかるんだけど、こんなに大事に母がとっておいてくれた物だから。。。とつい付加価値をつけてしまう自分と折り合いがつきません。友人の話にもっともと相づちを打ちながら、どうして自分はできないんだろうと落ち込んでいたら再びEちゃんが電話。治ったから予定通り来てくれると言います。大事を取って無理しないでと言っても聞いてもらえず、昼前から夕方まで物置整理を一緒にやってくれました。
一人ならとっくに投げ出していたであろう仕事を5時間かけてかなり片付けました。迷った時に誰かに話せるだけで踏ん切りがつくことも。
祖母が使ったと思われる大小のお釜や瓶も出てきました。つい数年前まで祖母が漬けた梅干しが保存されていて、梅干し大好きという友人のお父さんが引き取ってくれました。塩気は強かったけれど美味しかったと喜ばれ祖母も嬉しかったでしょう。
昔なつかしブリキの湯たんぽが二つも。これを看板にしたヘアサロンがNYにあったなあ。
中学時代に見た映画のパンフレットから80年~90年代に言った外タレのコンサートプログラムまでとってあった記憶のない物まで物置から沢山出てきました。
やればやるほど「すっきりしたね」ではなくて「母がいる時に片付けてあげたかった」と後悔したり「こんなにやってもまだまだ先がある」と素直になれず後ろ向きな私をEちゃんは本当によくやっているよと励ましてくれます。昨日は一旦流れたのに母が頼んでくれたに違いないEちゃんのヘルプのお陰でかなり片付きました。どうもありがとう。
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