2010年2月13日土曜日

もちもち大作戦 3

今回は求肥編。水加減が多かったのか仕上がりは柔らかめ。あんを包んで大福にするには柔らかすぎました。まだまだ改善の余地ありですが、ふうわり甘いお餅もいいですね。打ち粉にふりかけた片栗粉のきゅきゅっとした歯ごたえと味までなんだかうれしい。私は筋金入りのでんぷん好きなようです。子供の頃はそうめんやスパゲティを鍋からつまんで茹で加減を調べる人をみて、『よく汁やソースなしで味がない麺を食べられるなぁ』と思ったものです。いまでは穀類や種子のそれぞれの味の奥深さもわかりかけてきましたが、そばがきなんか子供の頃には考えられなかった食べ物でした。そして隠れたおでんの人気者のちくわぶ。おでんだねの話題で『ちくわぶだけは外せない!』というコメントを聞いて?でした(だいたい名前からして?)が、近年うどん粉の味とおでんだしのハーモニーのよさがわかるようになりました。私の中のおでんだねランキングは一位 大根 、二位 がんもどき、三位 同列でごぼう巻き、昆布、はんぺんですなので、ちくわぶは最後に余裕があったらですね。

話はそれましたが、ニジヤで有機黒豆も買ったのであんみつをつくりたくなりました。寒天、求肥、フルーツ、あんこに黒蜜をたっぷり。あんはこの前作ったのが冷凍にあるし。黒蜜はすぐできると。よし、赤えんどう豆はないけれど、黒豆を水に浸してあましょっぱく煮てみよう!と、食べることについては行動の早い私でした。
そして翌日。もう一度、水加減を調節して求肥を作り、大福をつくりました。ハワイで生まれ育った『もち大好き』三姉妹に、今までで一番美味しいおもちでそれも添加物なし!と大絶賛いただき、とても幸せな一日でした。

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