もちもち大作戦 2

昨晩。夕飯の片付けを終えて、本を片手にソファに落ち着くと、キッチンで何やら物音が。『ぱり、ぱきっ』というかすかな音が間隔を置いて聞こえます。オーブンの消し忘れかと確認したらそんなことなし。訳の分からないまま本を読み続けました。しかし忘れた頃にまたパリポリ。考えを巡らせたら、干して室内に入れたお餅がはじけている音でした。空気が乾燥しているため、薄切りのお餅は外に出さなくてヒビ割れ続けていたのでした。

さて、今日は揚げたてに無添加オニオンスープ、かるく塩をふってカレー粉、すりごま、青のりをかけてみました。どれもみんなおいしい〜。もう少し乾燥させると豆源の揚げおかき風にきれいにひび割れてくれるのでしょうか。

そういえば以前、ご飯粒の形をわざと残して煎餅もどきを作りました。ご飯をすこし乾燥させて、オーブンシートにはさみ綿棒でのばして切り、ごまやふりかけ、唐辛子をかけて焼いたり、焼いた後醤油をかけてもう一度あぶったり。焼きおにぎりの香ばしい表面のような素朴な味にハマった記憶があります。冷めてからとろろ昆布で巻くもよし、熱々を海苔で食べるもよし、桜えびを載せてのばした坂角ゆかり風もおいしかったな〜。また機会があったらニュバリエを考えてみたいです。

揚げおかきにあう飲み物はほうじ茶。一保堂の『極上ほうじ茶』はえらそうな名前ですが、名に恥じることなく、焙じかげんが絶妙。個人的に同じ一保堂の葉巻のような香りの『炒り番茶』を飲み慣れてるからかもしれませんが、焙じられて香ばしさが加わっても上品な甘みがあり、緑茶の香りも残っているのが新鮮。あげ油の味もすっきりと洗い流してくれました。いつか七厘の炭火の上でお茶を焙じてみたいものです。