2011年11月22日火曜日

遅ればせながら日本でのこと 1

震災後初めての帰国。東京はそれほど暗くなく、人々はいつ本居の生活を営んでいるように思えました。銀座に勤める友人によれば人出が戻ったのは最近の事らしい。

相変わらず駅には人が溢れ、食べ物屋さんは大繁盛。品川駅に新幹線が停まるようになって久しいですが、駅構内のEcuteの賑わいぶりには目を見張りました。

お弁当からスイーツ、ご当地土産まで目白押し。スシサンドなんてのもありました。
携帯用放射能測定器で市民がホットスポットを見つけている、というニュースは出発前にも聞いていました。都会の民家の床下からはラジウムが発見されたりなんてニュースも。

被災地の復興を進めるには瓦礫を処理しなければなりません。震災直後は500を越える地方自治体が瓦礫の受け入れ意思を表明していたのが、今はその数が1/10に減ったと聞きました。その中で東京都がまず品川埠頭に列車で運ばれた瓦礫を受け入れ処理を始めたと、滞在中のニュースで聞きました。只でさへ狭い国土で放射線に汚染された物質をどう処理すべきか。課題はつきません。

被災地の様子は気になるけれど、まずは自分の足下から。今回は家の掃除がんばりました!うちは喫煙者がいるため壁紙を張り替えても数年で。。。わかりますね?今回は元の壁の色が戻るまで磨きました。某D社の油汚れクリーナーは手にも優しくて素晴らしい品質。3瓶空になりました。全部は無理だったけれど、台所の壁と床、ダイニングの床一部を毎朝数時間無心に磨く。瞑想よりよっぽど頭を空っぽにできます!掃除は得意ではなかったけれど、掃除が好きという人の気持ちがわかるようになりました。

掃除をして、散歩に出て、また戻ってから掃除。以前の自分なら信じられないような毎日が心地よかった9日間でした。


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