2011年11月9日水曜日

戻りました

寒くなったと聞いていたベイエリアは気持ちよく晴れていて、お昼前無事に家に戻りました。帰りは成田発で遠かった。。。出国管理ロビーに下りるエスカレーター横に"More beautiful, resilient Japan awaits your return"というポスターが並べて貼ってあるのを見て、より美しく、強く生まれ変わった日本にどうぞまたお越し下さいという気持ちにほろり。

余り外出しなかったこともありますが、相変わらず駅には人が溢れ、デパ地下には色とりどりのお弁当やお惣菜や御菓子が並んでいる。

聞く所によると人出が多くなったのもここ最近の事だそうです。

処理に多額の費用と時間がかかる瓦礫。被災地からの受け入れが始まり、東京都がまずはじめの受け入れたとニュースになっていました。震災直後は500近くの都道府県が受け入れを申し出ていたのに、残留放射能の懸念が高まってからその数は1/10程度に減ってしまったそうです。まだまだ瓦礫も問題も山積している被災地。これから厳しい冬に向けて被災地の方々が暖かく暮らせるようにと祈るばかりです。米国人の友人たちにも直接被災地に寄付したいと言われていたのですが、今回信頼で寄付金ルートを見つけることができませんでした。震災直後はたくさん入って来た寄付金も時が経つにつれ少なくなってくる。そんな時こそ直接一番必要な人たちに寄付を送りたいという友人の話に深く頷きました。もう少し調べてみます。

成田では余裕があったので黒生エビスで一息。
ゲートで待っている時に国土省のアンケートに協力しました。成田への交通手段などを調べている模様。
飛行時間8時間37分のフライトはほぼ満席。左隣に座った女子は3ヶ月大学を休学してカナダへ留学するとか。かなり緊張していて初々しいです。笑顔を保ちながらもあまりに緊張しているので、税関申告書の書き方を教えて荷物が出てくるまで一緒に待って一緒に税関を通りました。何かあった時にと連絡先も渡したけれど、無事に三ヶ月楽しく過ごしてくれることを祈ります。

4時間仮眠したけれど東周りはつらい。。。頭がぼけぼけです。

ディナーはチーズタルト(Trader Joe's製)にアルグラをのせて。
トリュフオイルをかけました。
デザートはアップルクランル。Dannyのお手製です。カスタードクリームにはカルダモンが入っていて甘すぎず大人の味。
それがリンゴと煮込んだクランベリーとクローブの酸味とこくと相まってとても美味しいデザートでした。

日本にいる間に一つ仕事が入り、新しい仕事の電話面接を午前2時に受けてめでたく来週月曜から2ヶ月半の予定でプロジェクトに参画することになりました。まずは金曜日の11名ディナーを成功させるべく、明日は買い出しと下ごしらえ。「いまここ」で必要なのは質の良い睡眠です。おやすみなさい。

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