2011年11月25日金曜日

日本旅行記 2006秋 京都1

この季節、日本が特に恋しくなります。秋から冬にかけておいしいものがたくさん出回るのが一番の理由なんですが。5年前の11月にDannyと秋の日本を満喫した旅行記を記録のためのせていきます。ブログを備忘録として使っているようなものですが、もし同じような場所に旅行される方の参考になれば嬉しいです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2006年のクリスマスと年末年始はヨーロッパで過ごすことになったので、感謝祭の休みは日本でお母さんと過ごそうといってくれたDanny。2005年は友人とシドニーへ行ってとても気に入ったので密かにオーストラリア行きを企画していたのですが、行き先を東京、京都、長野に変更しました。ありがたい申し出ではあります。また彼は日本の家族と初めての対面となります。

私は一足先にUSを出発して仕事のイベントに参加後、旅行プランのリサーチを猛然と始めたのでした。

Dannyは一足遅れて大雨の日曜日に到着。西からの雨が移動してきているので、今降ってくれればラッキーです。成田から箱崎までリムジンバスで来てもらい、そこで出迎えタクシーで実家へ。夕食は家で。母親、叔父、近所に住むいとこが来てにぎやかでした。おすしやコロッケ、きんぴら、ひじきに煮物などのお惣菜を囲んで、日本酒やビールで乾杯!Dannyも緊張していたようで、一生懸命日本語でしゃべろうとしては間違えて、一人でますますピンク色になっていました。
翌月曜日は土砂降りの中を6時半に家を出て6時50分の品川発新幹線のぞみで京都へ。朝は苦手なDannyもがんばって起きました。朝ごはんには「秋の味覚」駅弁を車内で食べ、旅行気分満点。
  
マツタケ風味ご飯、銀杏、もみじ型のにんじん、秋の味覚満載!駅弁万歳!
自分で言うのもなんですが、リサーチ結果はなかなかのもので、詳細データを網羅した便利帳が出来上がりました。電車時刻表、乗車料金、乗り換えオプションなどの移動手段詳細、京都編ではお寺ルート拝観料つき、移動徒歩時間、バス・タクシー料金目安、お食事処情報(印刷地図貼り付け)、注目の特産品、その他京都通から仕入れた口コミ情報などが記入された手帳のおかげで、その後の旅はスムース(Dannyにとっては大忙し)に進むことになるのです。
9時過ぎに雨の上がった京都に到着。タクシーで当日の宿、祇園畑中へ。ここは今は亡きO氏大絶賛の宿で予約がとりにくいのですが、一泊だけ確保できました。畑中は八坂神社のすぐ隣、高台寺に徒歩3分、清水寺にも近い絶好のロケーションにあります。 


荷物を置いて金閣寺までタクシーで移動、修学旅行気分で初めてのDannyと参拝しました。雨上がりの霞がかった風情はすばらしいものでした。京都は雨でも晴れでも雪でも、季節を問わず美しい街のひとつですね。

雨上がりの金閣寺


金閣寺からはバスを待つのももどかしく徒歩(というより競歩!)で竜安寺へ。石庭をゆっくり見た後、仁和寺へ。紅葉も美しく、また五重塔が立派でした。

そこからバスで四条河原町へ。このころには腹ペコで、おめんというつけ麺うどんのお店でお昼。薬味たっぷりのしこしこうどんと生ビール!
腹ごしらえの後は新京極と錦市場を散策。錦市場では鰹節の厚削りを味見したり、お漬物をあれこれ食べ比べたり楽しかったです。



松茸のお値段にびっくり
Dannyのお気に入りは柴漬け。それもちゃんと味がわかる(質も値段も一番よいものを選ぶ)ので驚きました。それから歩いて鴨川を渡り、八坂さんにお参りしてから戻りました。
部屋でお抹茶とお菓子をいただいた後、向かったのはライトアップされた高台寺。


 池に写った紅葉が素晴らしかったです。

紅葉は全般的に例年より遅く色づきも今ひとつのようでしたが、雰囲気はまた格別でした。知恩院の巨大な三門のライトアップも見応えあり。7時半の夕ご飯に戻りました。
夕飯はお部屋で京料理の懐石。12品をすべて堪能して地ビールと地酒とゆっくりいただきました。
お風呂は部屋風呂もヒノキ風呂。ついた翌日から「神様より前に」( ダニー風冗談)早起きして歩き回った彼はバタンキュー。しかし京都満喫作戦を立てていた私は、翌朝は8時にレンタルサイクルの予約を入れてあったのでした。ふふふ。。。(つづく)

2 件のコメント:

  1. いまここさん、お久しぶりです。
    京都旅行の投稿を見て、私も秋の京都にすごく行ってみたくなりました。今まで何回か京都に行きましたが、春の桜の季節と暑い暑い夏、底冷えのする冬で秋は一度も無いことに気付きました。いいですね~!本当に美味しいもの満載!

    ご主人様、今もお若いですが5年前はなんだか初々しいくらいです。お優しそうな面差しは昔も今も同じですね。
    2009年を最後に日本に帰っていないのでいまここさんの京都を見て一気にホームシックムードになりました。すぐには行けそうも無いので、昔旅した頃の思い出に浸ることにします。

    返信削除
  2. Mikkoさん、こちらこそご無沙汰しています。
    アニバーサリー旅行のお話、じっくり読ませていただこう!そしてコメントをと思いながら最近時間に追われていて、まだタイトルを拝見しただけで。。。これから楽しみに読ませていただきます。

    初々しなんて本人に伝えたら感激の涙ものですよ(笑)。しかし京都の魅力は奥深いです。といっても私たちの珍道中ではそのよさをじっくり味わうまでにはいかなかったのですが。続編もご覧いただければ嬉しいです。

    返信削除