2010年12月4日土曜日

あい・♡・浅草

浅草は長年私の中では、外国からのお客様を案内する場所という位置づけでした。しかし、ここ数年で純粋に楽しむために足を運ぶ街に変わっていました。
スカイツリーも成長中
先月の滞在中には二回行きました。一度目は祝日の火曜日でとても暖かい一日でした。
ベイエリアでご紹介いただいたTさんは真言密教の修行を積まれたお坊さんで、ヴィザの関係で帰国されていていました。浅草でお昼ご飯をごちそうしてくださり、その後浅草寺にお参りをしました。お昼は老舗浅草麦とろ。限られた予約しかうけないようで皆さん名前を書いて辛抱強く待ちます。外のベンチには電気カーペットが敷いてありました。
薬膳とろろを注文。ヴィザ申請の話やベイエリアに戻られてからの活動などのお話を興味深く聞きました。
揚げものやとろろそうめん、湯葉包み蒸しなどすべてとろろの味を生かしたお料理には感動しました。

辛口の日本酒とまたよく合うんです!
棗いりのスープは体が芯から温まります。さすが薬膳です。
銀ダラの西京焼もしっかり味がついていて身はやわらか。
ほかほかの麦ご飯!これだけでも幸せなのに、上品ながらも山の味がしっかりするとろろをかければもういうことなし!
デザートに出てきたかりんとうと甘くてしょっぱいぬれおかきはお土産にも買うことができます。もちろん両方ともとろろ入り。
仲見世は相変わらず多くの人で賑わっており、浅草寺もたくさんの参拝客がいました。
献香をしてから本堂に入ると静寂とまではいきませんが、空気が変わるような気がします。深呼吸をして読経すれば心が落ち着いていくのがわかります。本堂西側にある影向堂(ようごうどう)では8体の菩薩像をゆっくり拝見しました。
六区を抜けて合羽橋へのんびり散歩。祝日なので閉まっているお店は多かったものの、開いているお店を覗きながらまた雷門方面へ戻りました。帰りは舟和の芋ようかんをお土産&買い食い。ベンチでお茶と食して浅草散歩は終了。素敵な祝日でした。

二度目は帰る前日の土曜日。 今回の目当ては銘々皿とケータリングのユニフォーム。動きやすく和風のものを求めて、浅草からまた路地を散歩しながら田原町方面に向かいました。
浅草は路地が面白い!もんじゃ焼きや昔ながらの中華料理屋さん、喫茶店などが目白押しで、そこここからよい香りが漂っています。
時間が惜しいので野沢菜のおやきを買い食い。歯ごたえのいい青菜がたっぷりで美味しかったです。天然温泉の銭湯も発見。
また観光案内所で見つけた銭湯マップによると台東区内はは34件の銭湯があります。デザートにはスーパーの店先でアツアツの今川焼を買いました。
元々問屋街なので週末は閉まるお店もありますが、いつ行っても楽しめる合羽橋。かっぱ河太郎像は道具街誕生90周年を記念して平成15年に建立されたそうです。ということは後3年で道具街誕生から100年になるんですね。
結局ユニフォームはカタログを見つけてゆっくり決めることにして、ソムリエ用のワインカラーのエプロンを購入。しばらくはユニクロTシャツとパンツ&このエプロンをユニフォームにすることにしました。
帰りにいつもの通りの反対側に大きな漆器店の看板を発見。道を渡って覗いて見ると、ありとあらゆる漆器類や食器小物があります。宝の山に舞い込んだよう!

悩んでいるとカタログがあるというのでいただくことにしました。それがなんとこれ。
厚さ約6cm, 重さ4.5kgの代物!家まで地下鉄で持って帰るのが大変でしたが、盛りつけも参考になるし何より見ていて楽しい!今回アメリカには持って帰れませんでしたが次回はぜひ。

いつでかけても期待を裏切らない浅草&合羽橋。次回は浅草寺にお参りの後、銭湯でくつろいで寄席で一席なんてのもいいかな。

2 件のコメント:

  1. う〜ん、これもおいしそうなものばかり。じーっと見入ってしまいました。浅草近辺と合羽橋は私も大好き。いつか一緒に行きたいね。

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  2. ほんと、一緒に行きたいね!温泉で身を清めてから浅草寺にお参りして、路地裏のお店を食べ歩くなんてどう?いつか実現させましょう!

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