独断と偏見で綴る名曲シリーズ。これからきままに心に残った歌を記していこうと思います。
小学5年生でビートルズ(ここまでは趣味がよかった)ファンになり、6年生でミーハーに衣替えし、BCR(今や知る人ぞ知るベイシティローラズ)のファンになりました。当時キットカットの包み紙でBCRのポスターだかグッズが当たるキャンペーンがあり、お小遣いはキットカットとロックショウとミュージックライフとアルバムに消えてなくなりました。
中学に入り、Jポップというかフォークの世界に入り、チューリップやオフコースのファンでした。チューリップにはかなりご執心でした。でもね、夢は叶うんですよ〜。
高校で留学して80年代にはアメリカンポップス、90年代はジャズに入れ込み、渋谷のタワーレコードで毎週CDを買いあさりました。
そしていま心に残る名曲と言えば。。。選ぶのは酷なほど難しい。
敢えてあげるとすれば、Beatlesに敬意を表してLet it be。メロディもさることながら、歌詞がすごいですよね。
そしてもう一曲、自分でも意外だったのですが「そして僕は途方に暮れる」が浮かびました。大澤誉志幸さんの深みある声にレペティティブな旋律。そして何よりも銀色夏生さんの詞。優しさに満ちあふれた信頼の歌だと思います。別れのうたなんだけれど、お互いを思いやる気持ちを感じます。
おいて行かれた男性が別れを決めた女性を見送ります。引き止めたい気持ちがあるのに、決心を固めた(楽じゃなかったはず)女性を静かに。私的なイメージはこんな感じ。
「きみの選んだことだから、きっと大丈夫さ。きみが心に決めたことだから。そして僕は途方に暮れる」
このフレーズは大好きな作家Raymond Carverを思い起こさせ、彼の作品の根底にも流れているあたたかく静かな強さへの憧れがいっそう募ります。
ImakokoさんがBCRのファンだったとは少々以外でした。彼らのおかげで中学のころSATURDAYのスペルは出来ました。私もキットカットチョコ食べまくりましたよ~。
返信削除ええ〜っ!えみこさんもBCRのファンだったの?なぜ今まで話に出なかったんだろうね!?! いやいや、これは嬉しい驚きです。みんな一度は通った道なのね♪
削除大好きな作家Raymond Carver...のフレーズに思わずコメントです!いや~、ほんといつかお会いしましょうね、imakokoさん!!!私も6、7年前、彼の作品にとある英語のクラスで接してファンになり、その後まだ数冊ですが読みました。いいですよね~。あのミニマムなスタイルにあこがれます。影響されてかなり研ぎ澄まされたエッセイを書くことができたおかげで、このクラスでAとりました。また読み返したくなりました。
返信削除おお!AkikoさんもCarverファンでしたか!ほんとうに、いつかお会いしてゆっくりいろいろなお話をしたいです。このブログのおかげで、すてきな人たちと大好きなヒト、モノ、コトをシェアしてるんだと新たな喜びに包まれています。私が彼の作品に触れたのは20年以上前。全く色あせない、いやむしろこの忙しいご時世では輝きを増しているような世界に思えます。実は彼の作品についてのポストを書いてあるのです。明日載せる予定だったけれど、今日後でポストするのでよかったら読んで感想を聞かせてくださいね。
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