2009年10月13日火曜日

みしのたくかにと

こちらは久々の雨に大風。何でも日本にいた台風がこちらにやってきているのだそうです。
ちょっと前になぜか「みしのたくかにと」を食べた王子様の話を思い出しました。子供のころに読んだ絵本でとても好きなお話でした。先月の帰国時にオンライン書店で注文して、もう一冊お気に入りだった「そらいろのたね」と一緒に手に入れました。


「みしのたくかにと」とは、とにかくたのしみの逆さ読み。あるおばさんが台所で種を見つけるのですが、何の種だかわからないので、とにかくたのしみ、という札を立てて育てました。それを通りかかった王子様がを逆にして「みしのたくかにと」と読んだのです。

大人になってからの「みしのたくかにと」は、休日だったりボーナスだったり予約の取りにくいレストランでのディナーだったり。物質的で、ある一定の期待を満たすものが多かった気がします。枠をはずせばなんだかわからないし、どんな展開もありだからこそ「みしのたくかにと」。そんな見方ができれば、どっちに転んでも楽しみが待っているんだろうな~、なんて漠然と考える秋の夜長です。

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