2009年10月18日日曜日

最後にもう一言

大学時代の親友がO氏の告別式に参加してくれました。彼女は時にO氏の会社のスタッフとしても活躍してくれました。会議直前は、二人で旧式のコピー機相手に徹夜で資料作成に奮闘した思い出もあります。

その彼女が、お別れに集った人々みながO氏に対して同じ印象を語っていたと話してくれました。誠実、礼儀正しい、誰に対しても分け隔てなく親切、相手を第一に気遣う、人の悪口を言わない、いつも笑顔で接してくれる。どれをとっても”人はこうあるべき”の見本のような方だったと。

それを聞いて深く頷くとともに、少し前に、あるライフコーチのブログで見たエクササイズをやったのを思い出しました。自分の近しい人にお願いして自分の長所と短所を指摘してもらうというものです。目的は自分を客観的にとらえ、長所は伸ばし、短所は改めていくのに役立てようというもの。これは双方向のエクササイズにもなるので、お願いする方々には私から見たその方の長所も述べさせてもらいました。私がO氏にお願いメールに書いたO氏のすごいところがあるのでここに記します。

 
先ほどのお願いに、私からのコメントを書くのを忘れました。
Oさんのすごいところはたーくさんありますが、そのいくつかをシェアさせていただきます。(順不同)

1.人の痛みが分かること
2.いつも前向きなこと
3.現実を受け入れながらもそれに翻弄されないこと
4.今あることに100%力を注いでいること
5.いろいろなことに興味を持っていること
6.新しい考え方にオープンであること
7.自分の価値観をしっかり持っていること
8.人とのお付き合いを大切にすること
9.つらいときも愚痴をこぼさないこと
10.人の悪口を言わないこと
11.物を大切にすること
12.あるものに感謝し、ないものを嘆かないこと
13.人も自分も裁かないこと

こんな人としてのすばらしい資質を持たれたO氏と近しいご縁をいただいた真の意味を考えてみました。きっと一つはいつも感謝する心を持つこと。その他にも私には彼から学ぶべきことがたくさんあるからご縁をいただいたのだと。学んだことをを日常生活の思い、言葉、行動に活かすこと。これがご縁に対してできる最大の感謝なのだと。

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