雪だるまを作りたくてもパウダースノーで固まらず、湿気が出てきたら大きなのを作ろう、そしてSnow angel(雪に寝転がって手足を羽ばたくように動かし、雪に後をつけること)の写真も撮ろうと意気込みママにあきれられていた私たちはちょっとがっかり。
それでも雪が溶けてくれて街への移動は楽でした。道路もこの通り。
今回初めて気がついたのですが、アイルランドはポストも緑色!形は日本の古き良きポストと同じ円柱でかわいい。
街の目抜き通りGrafton Streetはセールでにぎわっていました。雪で閉じ込められていた人たちがこぞって待ちに繰り出した感じ。でも例年どこも一番にぎわうChristmas eveほどではありませんでした。
無駄な買い物はしない(予算的にできないってのもある)習慣が定着したので、街を歩いても時間があるんですね〜。買い物に心を奪われないとこれほど街歩きに余裕があるものかと自分でもびっくり。ダブリンはもともと小さな街なのでなおさらです。Dannyの母校Trinity Collegeの雪景色を撮りたかったのですが実現できずちょっと残念。
これで空港でGravadluxを買えばばっちり。ママがもらって食べきれないというチーズもこっそりスーツケースに入れる予定です。
それから直前にもらったクリスマスカードのお返事に絵はがきも買いました。
ところでアイルランドの乳製品と卵のおいしさは格別でこちらに来る度に感動です。Dannyは毎朝full Irish breakfast. ラッシャーと呼ばれるベーコン、ソーセージ各種をグリルで焼いて炒り卵を添えて。
Before
After
毎日食べたら間違いなく心臓病予備軍ですが、年にこの時期だけならまあいいか。私はベイクドビーンズというトマトソース煮の缶詰の豆がお気に入り。これは子供が好むメニューでオレンジ色のソースが毒々しいという人もいて、食通の人は決して食べないB級グルメ。着色料が入っているわけでもなし、食物繊維もタンパク質も豊富です。あきれながらも毎年ママが用意してくれています。お店では「年に一度アメリカから来る日本人の嫁がこれが好きなのよ〜」と言い訳しながら買っているのだろうか?
さて、街での一日に戻ります。言語オタクのDannyは毎日日本語の特訓をするうちに、母国語への情熱も目覚めてきたようで、アイルランド語の辞書、文法本、小説を購入。そしてカフェで一服。
ショートブレッドのようなさくさくクッキーの上にたっぷりとキャラメルが乗っていてその上をチョココーティングしてあるというもの。 普通の石けんくらいの大きさはあるこのケーキ、私は二口で降参したけどDannyは残りを完食。おそれいりました。
アイルランド語でHappy Christmasはノラック ショナ ドィッチ
私は彼らのDublinの家に行くのは初めてです。二人の子供たちはおとなしく遊んでいて、我々は積もる話をゆっくりと。オリーブたっぷりのサラダ、すばらしくジューシーなサーモンのグリル、温野菜のディナーにおなかもあったまります。
持っていった1998 Faustino Iも食後にチョコレートと楽しみました。
帰りのタクシーの運転手さんは中国人。2月に日本に行くそうです。日本の気候をきかれたので、2月は一年で一番寒いよ〜といったら、ここ(今年の欧州)でトレーニング積んだから大丈夫!と自信満々でした。たしかに。東京でここまでどか雪は降らないだろうしね。
素敵なクリスマスを過ごせたようで何よりです。すべてのポストを楽しませてもらいました。やっぱりクリスマスは商業的なものではなく、意味がある本場がいいよね。そして年末年始はやっぱり日本だね。
返信削除トースト・目玉焼きのうえにお豆がのってる朝食っておもしろいねぇ。ビーンズはボストンビーンズみたいに甘いのかしら?
返信削除