2011年8月31日水曜日

バナナの未来

アメリカではオレンジとリンゴを合わせた量を上回るバナナが食べられています。ちなみにバナナがアメリカに紹介されたのは1876年フィラデルフィアで独立100年記念祭だそう。その人気フルーツの未来を案ずる番組がNPR(公共ラジオ放送)流れていました。くわしくはこちら

今私たちが食べているバナナはCavendish種とよばれ、種で増えるのではなく複製されたクローン。世界のどこでバナナを食べても基本的に同じ物を食べていることになるそうです。同じ遺伝子を持った木は病気が一気に広がります。今アジアからオーストラリア周辺のバナナ園はパナマカビに犯されていて深刻な被害を受けていて、10年後には主要産地であるラテン/南アメリカにこのカビが上陸すると予想されます。オーガニックのバナナは病気を避けるために高地で栽培されなければならず土地が足りないという悩みがあります。

50年前にも違う種類のカビの被害でバナナがやられ、より抗カビ力のあるバナナがクローニング(?)されたのがまたカビの被害をうけている。きっとまた違う種類のバナナが登場するのでしょうがそのレースにいつまで人間が勝てるのか。ふとそんなことを考えました。

2 件のコメント:

  1. ゼンッゼン知りませんでした、Cavendishってみた事あるけどそういう事でしたか!っていうか、イギリスのイチゴの酸っぱさにまだ慣れないので、そこらへん、イチゴで頑張ってほしいなあと。。。^^

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  2. @yaさん、こんにちは!コメントありがとうございます。
    そうそう、イギリスのイチゴ酸っぱいですよね〜。酸っぱいイチゴとシャンペンを片手に丸一日、雨のウインブルドンで過ごした経験も今となっては懐かしい思い出です。

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