2012年1月10日火曜日

2012年始旅行記 - 東京 Day 6&7

早い人は4日から仕事始めとなる今年。我々はまだまだお正月気分です。

Dannyは4日の夕方成田発の便シカゴ経由の便をを延長して8日発にしました。ということでまだまだのんびりできることに。私は8日深夜羽田発。彼の方が7時間も早く出発するのにSFO到着は直行で飛ぶ私が先です。いつも4日か5日に帰るので閉まっているお店も多く、今回はいろいろ楽しめそうだと本人も喜んでいます。

4日は川崎へ行きました。今までは渋谷や新宿にしかなかったお店もたくさん入っていて、川崎をターミナル駅とする人たちには便利だと思います。
iPhoneのケースを買ったり大型商業施設をぶらぶらしたり、何でもある日本にあらためていちいち驚いている私ら。
アメリカ発のニキビ治療医薬品まで販売機で売っていました。これにはおどろいた〜。
Dannyがだだをこねて欲しがった(うそ!)動物タオル
お昼を食べに表参道に行ったら、お目当ての店は翌日からの営業。少し散歩して銀座に足を伸ばしたら、こちらのお目当てもお昼終わって閉店しかけていました。とほほ。。。
おかげでいつもは足が向かない、でも懐かしい和風スパゲティーのお店「五右衛門」で満足ランチ。
Dannyはミートソースのせカルボナーラ、私はカラスミのせかにスパゲティ。

デザートのリンゴタルトも甘さ控えめです。お箸慣れしたDannyの食べっぷりもなかなか。
お正月の銀座、大好きです。
帰りは地元の炉端焼き屋に寄り道。ここはオヤジ系居酒屋が大好きなDannyがずっと気になっていたお店。
私も20年以上前に何度か外国の友人をつれて行ったことがあります。その頃と佇まいも中にいる大将も、外から除く限りでは全く変わっていなさそうな感じ。実はあるテレビドラマで偶然ロケに使われていた場面も観て、それ以来Dannyはますます気になっていました。でも新年の営業はたいてい4-5日から。通りかかったら開いていたのでご飯前なのに立ち寄ってみました。
メニューは安くて豊富。大田市場から仕入れている魚は新鮮で、お土産にしたニシンの塩焼きは、海産業界に長く勤めた叔父も感心していました。叔父も母もお酒もおいしいものも大好き。普段二人であまり品数が用意できないと聞いていたので、翌日また4人で来ることにしました。
5日は国立劇場で歌舞伎。

45周年記念公演で松本幸四郎、市川染之助、金太郎と親子三代が出る舞台。三人の吉三を名乗る盗賊の因果なお話、三人吉三巴白波(さんにんきちさともえのしらなみ)。通し狂言が通しで大作を演じることと知らなかった(恥)のですが、通しで観ると見所ばかり観る歌舞伎とは違う面白みに気づきました。
江戸時代の人たちが夢中になった気持ちがわかる。奴凧廊春風(やっこだこさとのはるかぜ)はお正月らしい華やかさと楽しさにあふれていました。
開演前にはロビーで大獅子がお囃子で快活に舞い、ご祝儀をもらいながらカチカチ頭を噛んでいました。
観劇で楽しいのは合間のお食事やおやつ。開演前には柿の葉すしを、45分の幕間にはお弁当を、午後の休憩にはアイス最中。ああ〜幸せ。

柿の葉すしは酢加減が絶妙でその上食べやすくて日持ちもする。
すごいことを考えます、昔の人は。お弁当は目にも美味しくちょうどいい大きさ。
食後の熱いほうじ茶が嬉しいです。暖かく眠気も出てくる午後はすっきり冷たいアイス最中が最高!
帰りは叔父と待ち合わせ、下見をした炉端焼き屋さんへ。
ほぼ毎日散歩で前を通っている叔父も入ったことがなかったそう。サプライズ計画成功です!
豊富なメニューにいつもは頼まないもつ煮込みや数々の焼き物に舌鼓を打っていました。お酒も食事もおいしくいただけるのは健康な証拠。

冬限定メニュー、とろろ、納豆、キムチ、豆腐を混ぜて食べるというDannyにはコワ〜い一品。
にんにくの丸焼きもみんなで食べれば怖くない!
〆は皿うどん
米寿まで後少しという母にもこれからも美味しく楽しい生活を続けてほしいです。

風が強い夜でしたが、皆でのんびり歩いて家に戻り、お風呂に入れば極楽極楽。デザートはずっと食べてみたかった源吉兆庵のゆず菓子
ゆずを器に銀杏、くり、百合根などを入れて蒸し上げた浮き島。ゆずの皮も柔らかく清い苦みがあります。期待通り!
元気で美味しい一日をまた過ごせたことに感謝です。

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