2011年7月26日火曜日

イワシの底力

緩急のある仕事を選んだのは自分。忙しい時はいいけれど、暇になると一気に不安ごとや片付けなければならないことが溢れてきて心安らかに休めない。意気消沈することもあります。

昨日からその停滞モードに入りつつあり、何もやりたくない症候群。断捨離プロジェクトも遅れているのにできない。。。でも腹をくくってのんびりしたり遊べない小心者のワタクシ。

しかし今朝、一本の電話あり。地元の魚屋さん、Cook's Seafoodから。内容はイワシが入荷したからとっておきましょうかというご用聞き。イワシはいつも入荷される訳ではなく、Sardine Listに名前と電話番号を登録するとお店から電話してくれる仕組みです。確か4月にDannyの誕生日ディナーの材料を買いに行った時にメモ用紙に連絡先を書いたのですが、連絡がないので登録されたかも怪しい、そして忘れていた所にこの電話。これで外に出る気になりました。結局は食べ物かよ?という感じですが、ここ最近料理への意欲も失せていたので、イワシに反応できて救われた気分。

1ポンド分約5匹というのでポンド注文。そのあとやっぱり2ポンドは欲しいなと思い直し、売り切れる前に魚屋へ急ぎました。一キロ弱で$10ちょっとは日本より高いけれど他の魚より安いです。ちなみにタラやオヒョウは3倍します。

カウンターで待っている間に、同じくイワシを買った女性に「どうやって料理している?」と話しかけられ、みりん干しの話をしたら興味津々の様子。よかったらレシピ送りましょうかと言ったら大喜び。メルアドを聞いて戻ってからレシピを送ってあげました。
追加したから二袋に分かれたイワシ。わが家のメニューは今夜はにんにくオリーブオイル焼き、明日はみりん干しと決定。早速一包み開けてみりん干しを作りました。

イワシはよく洗って中骨に沿って切り開きます。
バットに醤油、酒各2にみりん1の割合の漬け汁を作ります。今回は小振りのイワシで醤油と酒各大さじ6、みりん大さじ3でいい感じ。魚を漬けて冷蔵庫にいれ、途中何度か裏返して味をしみ込ませます。
余計な漬け汁をふきとり、身の方に白ごまをふります。

香ばしい焼き上がりが想像できそうな色づき!

風通しの良い所に4−5時間干します。

去年も干し野菜作りを楽しんだ網が活躍します。7時頃にはできるかなあ。でもいただくのは明日。ちょっと置いた方が美味しいかもしれないし。

この電話が無ければ今日も家でもんもんと過ごしていたところ。停滞気味の時こそ行動あるのみ!と頭でわかっててもねえ。今日はみりん干し作っただけでもよくやったということにしておこう。

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