2011年7月30日土曜日

Gilroy Garlic Festival

行ってきました、ギルロイ・ガーリック・フェスティバル。毎年7月の最終金、土、日に開かれます。今年で33回目の歴史あるお祭り、話には聞いていましたが出向くのは初めてです。ギルロイはここから80キロほど南にある街で、日本からのツーリストにはアウトレットモールが有名ですが、ニンニクの産地でもあります。そして青森県田子町(たっこまち)とも姉妹都市。青森もニンニクの産地ですもんね。お互い安価な輸入品に押されているようですが、輸入野菜への不安もあり、地元産にこだわる人も多いです。

ニンニクをこれでもか!と入れた屋台料理の数々、ニンニク料理コンテスト、ニンニク編み方教室(ニンニクの茎を編んで飾る)、ライブバンド、ミス・ニンニクコンテストなどの他に、ワインテイスティング、アート&クラフツのお店も目白押し。会場は公園なのですが、かなり広い!ステージもいくつもあり、テントではワインやビールが買えます。
州外からもたくさん人々が訪れる人気イベントなので、10時開場を目指して出発。行きの渋滞はそれほどでもなく、車を停めてシャトルバスにてゲートへ。着いたばかりの会場は結構空いていました。
ギルロイは内陸なので暑さが苦手なDannyは心配していましたが、朝の風は涼しいくらいでした。
朝ご飯抜きだったので、グルメ会場(Gourmet Alley)へまっしぐらといきたいところですが、まずはワイン会場(Wine Pavilion)へ。
ニンニクたっぷり料理を食べてからではテイスティングはできません。60ml x 9回のチケットを買って、のんびりテイスティング。ワイン編はまた後日アップします。
テイスティングを終えた頃にはどこもかなり賑わっていました。グルメ会場も活気に満ちています。
大きなフライパンに豪快に油を入れて料理する男たち!眉毛大丈夫かなあ。ちょっと心配。

オンラインでチケットを買う時にグルメセットとして定食AまたはBを選ぶこともできたけれど選ばずして大正解。定食の列はものすごく並んでいたのでアラカルトで好きな味を楽しむ方がおすすめです。チケットはオンラインで$15、当日券は$17。定食付きは確か$25。屋台フードは$5-12ほど、、水$3、ビール$6、ワインチケットは3枚で20ドル。入場料にはパーキングも含まれています。

まずはうそ!というほどニンニクが詰まっているマッシュルームにパルメザンチーズをかけて焼いたものを食べました。うん、美味しい。今日はとにかくニンニクを食べまくること!これが祭りの真髄なのだ〜。
パンフレットによると2トンのニンニクがこの祭りのために使われるそうです。ちなみに牛肉は10トン、パスタ4トン、カラマリ4トン、小エビ2トンと他の食材も半端な量じゃありません。これは公認グルメ会場での数字なので、きっと他の出店をあわせるともっとすごいことになっているでしょう。

ガーリックたっぷりのペストスパゲティとカラマリトマトソース煮込み、ガーリックブレッドも食べました。カラマリは揚げ物を想像していたのでちょっとがっかり。味はまあまあかな。ソースは美味しかった(もはやニンニク味のみだが)です。
今日外せないのはなんと言ってもニンニクアイス。会場奥で無料でサンプルがもらえます。長い列だったけれどスピーディーに流れてほどなくご対面。
こってりぼってりしてるのかと思ったけれど、ジェラートっぽくそれほどしつこくない味で想像よりイケます。
しかし後味はしっかりニンニクのスパイシーさ。わざわざ買ってまで「デザート」として食べるかと聞かれれば疑問は残るけど、いい経験でした。
隣でガーリックフライを買ってビールテントへ。先日Gordon Bierschで不完全燃焼だったので、パンチの効いたポテトには大満足でした。
その後会場をぶらぶら。移動遊園地もあり、子供が楽しめる体験アートやフェイスペインティングなどのコーナーも充実しているので家族で行っても楽しめるでしょう。座れるエリアや日陰も思ったより多く。椅子代わりに干し草のカタマリがあちこちに置かれてあり気に入りました。
Dannyはホットドッグにご満悦。かなりな大きさ&長さのソーセージにはニンニクたっぷり。ちなみに上の白いのはニンニクではなくザワークラウトです。これがニンニクだったらおそろしいけれど、この祭りではあっても不思議ではない。
二人ともケイジャン料理も大好き。ニューオーリーンズのジャズフェスティバルでもザリガニのエトフェやシーフードガンボなど食べまくりました。今回もそちら系の屋台が出ていると知り楽しみにしていたのですが、もう入りません。。。
カエルの足フライやワニの尾っぽ、カンガルーなんてのも。カンガルーがケイジャン?まあゲーム(狩猟肉)ってことで一緒にされちゃったか。

春巻きやガーリックヌードル、チョコレートにも未練は残るけれど。。。
お土産物を売るテントにはニンニクオリーブオイルやBBQソース、ニンニク用調理器具などなどの商品が並んでいました。
アートブースもたくさん出ていました。今日の主役はニンニク。こんなのもありました。

Christopher Ranchの有機栽培ニンニク。編み込みされてしっかりくっついています。ニンニクは半年は持つのでこの際まとめ買い。明日差し入れに行く友人宅へもお土産にひとつ。
4時間弱、食の祭典を満喫しました。帰りは駐車場から抜け出すのに苦労したけれど、無事に帰って一息つけばあんなに膨らんでいたおなかが凹み始めている。ということで、夕食はニンニクたっぷり焼きそばを作りました。
大きなニンニクを5片みじん切りにして、たっぷりのバターでニンニクを炒めホタテスープと塩こしょうで味付け。たっぷりのパルメザンチーズをふりフライドオニオンを散らしました。
今までで作った料理で最も退廃的な一品かも。あまりにコワいメニューですが、今日の〆にはこれくらいがつんといっても、私たちの振り切れたニンニクセンサーはおとなしめの反応でした。

4 件のコメント:

  1. ニンニク大好き!!私も行きたかったな~(^^)v

    お二人のニンニクソフトをほうばってる姿、可愛いです。

    返信削除
  2. Chacoさん、いつもコメントありがとう♪ニンニク好きにはたまらないお祭りでしたよ〜。日本でも田子町産を探してモリモリ食べて元気に夏を乗り切ってください。

    ははは、ニンニクソフトには人を陽気にさせるパワーがあるのかも?

    返信削除
  3. 2000年にサンノゼに住んでいたころ、小さなワイナリ-がいくつかあるGilroy, 何度か行きました。懐かしいです。かなり充実したイベントなんですね、Garlic Festival!いつか行ってみたい、と思っていたけど、imakokoさんのこのポストで仮体験できた感じです。
    楽しそう!!!

    返信削除
  4. そうですよね!Akikoさん、サンノゼにいらしたんですよね。今度ワインテイスティング編もアップしますのでよろしく〜!どこか印象に残ったワイナリーを覚えていらしたら教えてくださいませ。

    返信削除