2011年7月19日火曜日

身近なしあわせ

食生活について語り合う機会が増えた今日この頃。日本人以外と結婚した女性たちからの声で、以外に多いのがだんなさまの好き嫌いについて。魚をいっさい食べない、ピザ、ホットドッグ、チーズトーストなど馴染んだ味のご飯しか食べない、日本食はいっさいだめなどなど。それでもたまには料理をしてくれようとするご主人を立てるために、週3回はピザやホットドッグを食べている焼き魚大好きの日本人女性の話には頭が下がりました。

そんな話を聞くにつれ、幅広い食への好奇心とチャレンジ精神を持つDannyをパートナーとして持ったことは超ラッキーなのだと感じます。彼の場合、決して無理をしている訳でもないところが大きなポイント。私と出会う前も日本食を食べていたし、その中で自分が苦手なもの(ウニや白子)もわかっていました。

また肉が苦手な私に無理強いをすることもない。ここも大きなポイント。彼自身肉なしでは生きて行けないという体質ではないですが、世の中には自分が好きな物を受け入れないパートナーを理解できない人もいるらしい。「君が食べないから僕の分がたくさん!」と無邪気な笑顔で言われると、はあ〜、ありがたや。。。と好き嫌い=ワガママと決めつけられる日本で育った私は嬉しいのです。

子供がいないから成り立つのかもしれませんが、うちでは二人別々に好きな物を食べることもあります。お互い疲れがたまっている時は各自のソウルフードが恋しくなるもの。Dannyがパンとチーズ、私が納豆&ご飯とういことも。私が疲れている時は率先して台所に立ってくれて、先日は見事なフィッシュパイを作ってくれました。

シーフードは鮭、車エビ以上に大きな立派なエビ、肉厚の鱈。魚類は職場からもらって来たのでムダにしないように酒かすにつけようか。。。と考えていたところ、Dannyが調理してくれました。間にゆで卵をいれるのが欧州風。上にはさらにフィッシュソースとたっぷりマッシュポテトがのります。私の影響か?言わずとも途中経過を写真に撮っておいてくれました。
料理してくれたのは日曜日。その日私は4時起きで、あるイベントのためにオーダーいただいたうぐいす餅と黄身しぐれを作っていました。前日も12時まで白あんと小豆あんを炊いていてへとへと。戻って仮眠から起こされたらすてきなディナーが出来上がっていました。
前菜はアスパラガスのロースト。高温で一気に焼いて塩こしょうのみで食べるアスパラは最高です!

付け合わせはキャベツのバター炒め。優しい甘みがフィッシュパイを引き立てます。
鮭はミルク煮して仕事がしてあり、鱈もエビもぷりっぷり!ありがとう〜。そして食材に関係なく、いつでも何でもおいしいねって言い合えることに何よりしあわせを感じました。

4 件のコメント:

  1. これ私のセオリーなのですが、特定の食べ物に固執せず食べたこと無いものも試してみようという人種はとてもユニークで話題が豊富でとてもインテリジェンス。特に日本食大好きという人の中には成功者が多い。

    疲れて帰ってきた後あったかい食事が用意されているって、幸せですよね。間接的なおのろけご馳走さま~。

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  2. えみこさんのセオリーに一票!好奇心旺盛でチャレンジ精神を持てば世界は広がりますよね。ということは、明治時代に開化鍋を食べた人たちも成功者だった?でもDannyはスカイダイビングは絶対できないそうです(笑)。

    その日は何も食べたくないくらい疲れていたのですが、ありがたかったです。

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  3. いまここさん、久しぶりのコメントになってしまいました。お忙しい中精力的にブログの更新なさっていて、いつものことながらいまここさんのパワーに脱帽です!
    その源がお優しいご主人様なのですね♪
    手作りディナー、お味もでしょうけど優しい心遣いが何よりも嬉しいのでは!
    お疲れがあまり溜まる前にちょっと一息、上手にご主人様に甘えてくださいね。(^^)b

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  4. Mikkoさん、ブログでの呟きは私の活動源の一つとなっています。それも読んでコメントくださる皆様のお陰です!ありがとうございます。

    身近にも嬉しいことってあるんですよね。忙しくなるとイライラしがちな自分へのリマインダーです。

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