2011年12月24日土曜日

2011 年末年始旅行記 Dublin Day 1 & 2

21日にSan Franciscoを出てChicago経由で無事Dublinに到着しました。4月に改装された国内線新ターミナルから出発するのは初めてです。ラウンジもゆったり、なぜか松の造木(?)がありました。



追い風で1時間弱早い到着。Dublinの新ターミナルはLondon Heathrowに似たしゃれた作りでした。朝陽がとても美しく気温13度と信じられないほど暖かく、手荷物に入れたダウンコートはそのままにタクシーに乗りました。

Terminal 2
家に着くとあいにくDannyママの具合が悪く、結構心配なことになっています。抗生物質の副作用と本人は思っていますが、Dannyのお姉さん(お医者さん)によると風邪と脱水症状とのこと。食欲がないから食事もせず水分補給も十分でないということで、到着から我々二人がやれこれを食べて、飲んでとうるさく(笑)しています。熱が38度近くあり心配ですが、二日目の今日は落ち着きました。さっきは卵とパセリのチャーハンを作ったら食べてくれました。これからはイベントが続くので明日にはよくなってくれるといいです。

去年は大雪(去年の模様はこちら)で大変でした。今年の庭はこんな感じ。
雪で庭のヤシの木は死んでしまって切られていました。昼寝から起きるとやはりママの具合がすぐにはよくなりそうもないので、空港までレンタカーを借りにいきました。アイルランドはイギリスや日本と同じく右ハンドルで左側通行。Dannyも私もしばらく右ハンドルは運転していませんが、お互いアメリカでもマニュアル車を運転しているので、未だマニュアル車が主流の欧州で困ることはありません。借りた車はちっこいKIA Picanto。ちょっとパワー不足ではありますが、細い道が多いので小さいことはいいことだ。
空港までタクシー往復代とレンタカー代の出費は痛いけれどこういうこともあります。車があるので遠出も考えましたが、この時期道の混み具合が予測できないのでまた今度にします。
ついた日の夜は近所の中国料理屋さんへ。結構高級感漂うお店でみんなおしゃれしてきていました。お客でアジア人は私だけ。やはり時々ですが、視線を感じます。鳥の巣ホタテ炒めは鳥の巣がポテトでできていてローカリゼーションばっちりの一品。上品な味付けで美味しかったです。
盛りつけも上品でお値段は2500円くらい。高っ!欧州の物価高は知ってたはずでもいつも新鮮に驚かされます。もう一品はエビの辛みソース炒め。こちらも美味しくご飯もしっかりいただきました。

レストランに隣接したOrchardは良いパブなのですが、昨日はライブバンドが音楽をがなりたてていたので、別のパブBlue Havenへ。それぞれのパブにカラーがあり、自然と客層も決まってきます。Blue Havenは少し前までバー(カウンターととまり木タイプとテーブル)かサルーン(椅子があってくつろげるラウンジタイプ)かどらかは、暗黙の了解で女性は立ち入らなかったとか。昨日は女性もいて大勢でにぎわっていましたが、もちろんアジア人は私一人。時々見られてるな〜と感じました。嫌な感じでは決してなかったけれど、時差ぼけ&スッピンで視線を感じるってのはねえ。ギネスを頼んで乾杯!
しかし、同じギネスでもパブによって味が違います。もう少し遠くの今までで一番美味しいギネスを注いでくれたところがあり、そこにはかなわない味でした。一杯飲んでる途中でとてつもなく眠くなり歩いて帰りました。

今日の朝はDannyが早起きしてママが注文しておいたフリーレンジの特別ターキーを肉屋さんにピックアップ。昨日の夜はそのターキーに詰めるスタッフィングを作りました。ソーセージ、生パン粉、タマネギのみじん切り、スパイス類、アプリコット、くるみ、パセリを混ぜます。このレシピ60年代からずっと変わっていないとのこと。Kファミリーの伝統の味です。
昼過ぎに市内へ。バスルートが変わったとかでオンラインで調べようとしましたが、かなりわかりづらく、日本だったらあり得ない情報の少なさ。まあこんなもんでしょう。無事にバスで市内に入り、目抜き通りのGrafton Streetを散策。
花屋さんでは日本のお正月にも良さそうな紅白の花束が売っていました。一束20ユーロなり。
いつもはクリスマスイヴに出かけるのでお店は早く閉まってしまいますが、今年は一日早いのでほとんどのお店が開いていました。
特に欲しいものもなかったのですが、たまたま以前ケルトデザインのネックレスを買ったお店をのぞいたら、すてきな色合いの貝細工のネックレスにDannyと同時に目がとまりました。
「ベージュ色が肌の色とブレンドしてしまうから素肌につけるより、黒いタートルネックの上なんかがいいよね」とはDanny談。こういうのもなんですが、彼のファッションコメントは馬鹿にできません。去年、日本のTV番組で、二人のモデルが身につけた総額1億円と何十万だかを見分けるというのがあって、Dannyだけが本物を見分けました。ちゃんと理由を述べていたのですがそれが聞いてみると納得することばかりで、それ以来私は一目置いている訳です。

その後お気に入りのスーパー、Marks & Spencersへ。イギリスのチェーンは手頃な衣類やアクセサリーから食料品まで売っています。ここのお茶パッケージがかわいく、去年かなりの種類が売り切れていたのでまた行ってみた次第。
日本へのお土産がそろいました。Dannyにはカジュアルながらもちょっとしゃれたシャツと肌触りのよいパンツをクリスマスプレゼント一部として買いました。本当に欲しいものは革製の肩掛けかばんだそうで、昨今流行っているのは学生鞄スタイル。Ted Bakerでちょっとよさそうなのを見つけたのでセール開始の月曜日に行ってみようと話しています。しかし欧州は高い!住んでたときも感じたけれど、いったん外に出るとなおさら感じます。

その後老舗パブ、Stag's Headに行きました。ここは大きな通りから路地を抜けていきます。大通りには面した路面のサインが目印。

でもカウンターに行き着けないくらい混んでいたので、Temple Barまで足を伸ばして食事サービスのあるパブへ。スポーツチャンネルを映すテレビにはターキー顔ぐるみ(?)のおじさんが長らく映っていて無視できず思わず一枚。
モーツアルト似のおじさんはギネス創立者のアレック ギネス氏。
Fish & Chipsで遅い昼食。Mashed peasというつぶしエンドウ豆が美味しいんです。
DannyはIrish stew. 観光客の多い場所なのでお味はそこそこという感じ。ギネスで一息ついて帰ってきました。
アイリッシュシチュー。マッシュポテト大盛り!
テンプルバーの老舗パブ&ホテル
リフィー河に架かるヘファニー(ハーフペニー)橋
明日はママと三人でランチのはずでしたが、このままでは二人で行くことになりそう。それでも明日は休んでもらって、クリスマスと翌日セントスティーブンズデイにはよくなってほしいです。

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