前に書いたように、出発日は指輪をなくし散々でしたが、Visitor Centerがしまる直前に公園に着きました。
暗くなる前にSummit Lake Northキャンプサイトへ。公園の中心に位置するこのキャンプ場は標高6700ft, 2000m強の場所にあります。乾燥とともに空気の薄さを感じました。
実は今回、私たちが参加することはある人だけにはナイショでした。写真に写っているのはDannyの中高校時代の友人のC。お互いの母親を通してベイエリアにいると知って、旧交を温めることになりました。Cとその奥さんは、交互にサプライズ企画を用意するという粋な試みを続けていて、今回Cへのサプライズは私たちのキャンプ参加でした。
キャンプビギナーの私たちは二人用の小さなテントを借りたのですが、それも他のカップル用と奥さんは最後までうまく彼をだましたそうです。サプライズ企画は大成功でした。
合計5組、大人10人、子供3人のグループで、それぞれ遅れて到着するようなので、初日は私たちと彼らと娘の5人。キャンプファイアを囲んでコーンを焼いたり、作ってきたフムスとピタパン、チーズやワインやサラダなどで夕食。トイレも水洗、食器を洗うシンクも使えるので、想像より設備も整っていました。
9時過ぎ、空がすっかり暗くなった所で湖畔に向かえば、一面の星空!天の川もしっかり見えました。美しくきらめいている光も、もう今はない星からのものもあると思うと不思議でなりません。太陽が毎日昇ること、そして長いことその温度や大気の状況が一定しているから、今でも人間や動物が生きていくことができる。どんどん気温が下がる山頂の湖で、寝袋やテント、飲み水がなければ、一週間も持つかわからない人間の命のもろさ。輝く星空を見上げながら、生かされていることを実感しました。
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