絵本について思いを馳せていて、(財)東京こども図書館の存在を知りました。『みしのたくかにと』の作家松岡享子氏が、近所の子供を招くことから始めた図書館は、今は年間一万人以上が訪れる場所だそうです。今度帰ったらぜひ立ち寄ってみたいです。そういえばクレヨンハウスも昔はよく行きました。絵本というよりカフェが目的だったけど。
私は『日本お出かけ&お買い物手帳』というのを作っています。百円ショップで売っている、表紙にEngrish的なコピーがある小さなメモ帳に、次に帰った時に行きたいところ、会いたい人、見たいもの、読みたい本、欲しいものなど思いつき順に書き出します。着いたら予定表として持ち歩くので、その滞在で会えた人たち、行けたところや時々のマイブームの記録となります。
市川市東山魁夷記念館も訪れたい場所の一つ。東山画伯が戦後から逝去されるまで市川在住だったとは知りませんでした。
絵本に話を戻します。
この広い国アメリカで定番の絵本ってあるのでしょうか。近くの市立こども図書館の司書さんに聞いてみたところ、二つのリストをくれました。一つは隣町Mountain View Public Libraryのこども図書司書選出版。もう一つAmerican Library Associationが毎年選ぶCaldecott Medal Winnersの受賞作品リスト。前者は絵本を中心、後者は絵本や児童図書全般だそうです。
あえて絵本で一つ、定番中の定番をあげるとすれば?と聞いてみたら、答えは「Goodnigh Moon」でした。確かに子供のいる家に遊びにいくと必ずと言っていいほど、このレトロな色彩の絵本にお目にかかります。
作者であるMargaret Wise Brownは1952年に42歳の若さで亡くなりましたが、数多くのベストセラーを残しています。
暑い午後に訪れた子供図書館は、懐かしい匂いがして落ち着く場所でした。
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