2011年5月1日日曜日

歴史が動いた

仕事から戻ると携帯が鳴り、友人が「ビンラディンが死んだよ」と知らせてくれました。
2001年9月11日。この日を忘れることは一生できないでしょう。当日ChicagoとWashington, D.C.でtrade showがあるため5時には起きていました。テレビに映し出される信じられない映像。日本では午後11時頃から映像が流れ出し連絡をくれる友人もいました。出社して一日皆でラジオを聴いてニュースをフォロー。Trade showに参加するために現地にいた同僚たちは一週間戻って来ることができませんでした。NYにいたスタッフはその後しばらく現地に残り、ボランティア活動を続けていました。

多くの命を失ったテロ行為。この日が米国と世界に及ぼした影響の大きさ。そのマスターマインドを倒すために失われた命も多かったでしょう。現実的にはAl Qaedaはまだ活動を続けていて、テロリズムとの戦いがこれですべて終わったわけではありません。しかし、9月11日を忘れられない人々にとり、5月1日が一つの区切りになったことは確かです。

テロリズムとの戦いで失われた尊い命の冥福を新たに祈ります。

2 件のコメント:

  1. 9・11のテロ事件が起きた時、今だにりメンバーパールハーバーと言う人たちの気持ちが分る気がしました。憎しみは心深く残ることがなんとなくわかったのを憶えています。

    ですが納得はしているけれど人の死に対しこれだけの人々が狂喜することにほんの少しだけ、、、うーん言葉が見つからない。

    ビンラデンは既に水葬されたとか。イスラム教にのっとってのことらしいですが殺した後その人をその人の宗教にしたがって尊重する。水葬もポリティカルな思惑があるのでしょう。

    やはりこれで良かったよう気がします。

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  2. えみこさんの言ってること、すごくよくわかります。以前死刑の話になった時、英国人の友人は「たとえ自分の身内を殺害した犯人だとしても死刑は適応されるべきではない」と話していたのに衝撃を受けました。見方は違うけれど人の命について考えさせられました。

    息子さんを亡くされた父親(日本人)の方が、できれば殺害せずに捕らえて理由を聞きたかったと話しているのも印象に残りました。

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