レモン味なんだよ、食べてみる?と言われて畑で食べてみると、たしかにさわやかな酸っぱさでとてもおいしい。でも生で食べ過ぎるとお腹を壊すんですって。調べたら酸味はほうれん草のアクの元でもあるシュウ酸だそう。このソレルをソースに使った有名料理があると聞き覚えがあるダニー、しっかり調べてよし挑戦!とやる気満々。私は助手に徹しました。
ある土曜の晩ご飯、これにしようと決めたのが7時過ぎ。そこからメインの鮭や二種類のワインを探しあちこち奔走。買うつもりだったフィッシュストックが売り切れていて、魚屋さんから鮭の頭を分けてもらいました。
鮭の頭を玉ねぎ、シャロット&ハーブと煮て出汁をとるところから初めて、メインの鮭を焼くのは高温で両面合わせても1分以内。高温でも焦げないようピーナツオイルを塗って、火の通りが均一になるよう身をのしておきます。
ミシュラン年も星をとり続けているルーアンにあるレストラン、Troisgros。ここの鮭のソレルソースを再現しましたっ!食べ始めたのは午後11時。フランス料理をスペイン時間で食べてるよねと苦笑い。
これだけ手間がかかっているので、シンプルと言えるかどうか疑問ですが、素材の味を殺すことないソースはたいしたものです。毎日食べたいとは思わないけれど、おいしかった。
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