2010年4月18日日曜日

小麦粉でおまんじゅう

上用粉が残り少なくなって久しく、小麦粉でおまんじゅうを作りたいと思っていました。作り方を研究していたところ、ある和菓子職人さんのサイトで膨張剤について詳しい記述に出会いました。ベーキングパウダー、重曹やその他の膨張剤を使って小麦粉ベースで作ったおまんじゅうを詳しく比較してあり、とっても興味深く拝見しました。丁度、使ってみたいと思って買ってきたイスパタというアンモニア系合成膨張剤がありました。水分の多い生地を膨らませるのによく、色が白く保たれるので蒸し和菓子に向いているそうです。
冷凍してあった餡を冷凍庫の外へ。小麦粉はいつものAll purpose flourで中力粉ですが、とにかくトライ。粉は一応ふるいましたが、後はフードプロセッサーにおまかせ。混ぜた後30分ほど寝かせて、6つに分けて10分蒸しました。


霧を吹いてオーブンペーパーの上に並べます。
蒸し上がると一回り大きくふっくら!

色は思ったより黄みがかったできあがり。味は蒸し上がりのまだ温かいうちは、小麦粉の風味が強く、子供の頃、あんまんをほおばった時の記憶が蘇ります。じょうよ饅頭とはかなりないを感じさせるの香りも、冷めたら特に気になることはありません。
ふっくりつやつやの蒸し上がり!
皮はじょうよ饅頭とはちがってしっかり厚く食べごたえあり。気になった乾燥も30分経ってもまだ大丈夫だったので、次回の法要饅頭を頼まれてもこれで対応できそうです。次回は酒粕やお酒を練り込んで酒まんじゅうでも試してみたいです。

2 件のコメント:

  1. 餡子がきれいにまーるく中心ちょっとしたよりに位置しているのと皮の厚さが正確に均等なのにびっくりです。なんだか機械でつくられているみたい!

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  2. これがふくらし粉のパワーなのです!一日経って、上用粉&やまいもパウダー入りより皮は硬めですが、お酒を霧で吹いてちょっと加熱すればよりふっくらするのかも。この皮でおかず饅頭も考えています。

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