2010年4月18日日曜日

No Impact Experiment Week

いよいよ今日から負荷ゼロ実験週間をスタートします。『No Impact Man』ことコリン ベヴァン氏の本と映画に出会って、環境への負荷を減らすためにできることを考える機会が格段に増えました。No Impact Projectとは、ウェブサイトに参加登録したメンバーが一週間、生活習慣を見直していき、その過程をシェアする参加型実験です。開始前にはプロジェクトマニュアルの案内やコリンさんとの電話会議も設けられ、参加者が質問できる機会もあります。『ハッピーな地球はそれぞれのハッピーライフから』ということで、環境問題への取り組み方の指導というより、この方が楽しいからトライしてみたら?というノリです。

開始前に過去一ヶ月や一週間の過ごし方や今の自分の生活煮対する満足度について質問表を記入し、プロジェクト終了後自分がどう感じるか予想を立てることで、目的意識が明らかになります。コメントを読んでみると、世界各国から、環境問題について様々な実践レベルを持つ人が参加していて興味深いです。初めての試みに不安を感じている人、『何も買わない』ことが自分にできるか不安な人、自分は環境保護派なので同じ意識の仲間と情報をシェアできることに喜びを感じている人などなど。私も含め『自分には今まで以上に何かできるのか?』と思いながらどこから始めていいのかわからない、どこまでできるのか不安であるという人たちに、テーマを決めて行動を起こすきっかけを作ってくれます。

Day 1の日曜日は、消費について。
The Story of Staffの著者、Annie Leonardによると、生もの、鉱物、加工品、製造物など流通されるのモノの99%は6ヶ月以内にゴミとなるとのこと。娯楽としての買い物の見直しや今持っているモノを有効に使う、壊れた物は修理する、ガレージセールや友人との物々交換などでモノを活かすなどなど、当たり前だけれどできていないことをどんどんやってみよう!というのが目標です。午前中にリサイクルに出す洋服が大きな箱2箱になりました。明日倉庫にも立ち寄って整理して寄付します。

今朝青空市で買った野菜と果実はアスパラガス、キャベツ、セロリ、にんじん、茄子、ピーマン、レタス、トマト、マッシュルーム、リンゴ。今週は他には何も買わずに過ごす予定です。冷蔵庫にもパントリーにも使える食材はたくさんあるし、最近はパンも焼いているので問題ありません。

ただでさえ景気後退で、みんながモノを買わなくなったらますますお金が回らない、という考え方もあります。しかし、個人的に購買活動にかける時間とお金を改めて見直してみると、習慣化していた買い物も少なからずあることに気がつきました。例えば季節の変わり目には持っている洋服を見直しもせず、寄付もせず、新しい物を買っていた。読み直すこともない新刊本を図書館で借りる代わりに買っていた。どこかにあったはずなのに探す努力をしないで新品を買ってしまうことも。また『節約』観点からモノの消費を考えたことが殆どでしたが、今は消費が環境に及ぼす影響をまず考えるようになりました。これを新しい習慣として大切にしたいと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿