酒粕の利用法

カリフォルニアでは、多くの日本食材が手に入ります。ネットショッピング時代の今は確かではありませんが、日本より安いのでは？と思うものも。

行きつけの日本スーパーで袋入り2.5キロ弱の酒粕を見つけました。以前は冷凍で入って北であろう、ぱりぱりに乾いた酒粕を買っていましたが、これはなんと3ドル代！袋をあけるといい香りがふわっと広がります。外は白みそのような見慣れた色でしたが、中身が若干ピンク色だったので、一応お店に問い合わせたら、仕入れ元大関酒造に確認し、折り返し連絡をくれました。

品質に何ら問題はなく、冷蔵庫に保存の上、普通に食べてくださいとのこと。電話後ネットでも調べてみたところ、酒粕は発酵が進むにつれ色は変化するもので、ピンク色は品質の高い酒粕でないと見られないものとありました。大満足！

酒饅頭は10個で15gを使うので、15gづつ小分けにして冷凍庫へ。大さじ1ほどなので、他の用途にも小分けで使えます。

粕汁も作りました。ごぼう、大根、にんじん、こんにゃくをだし汁で煮て、酒粕80gと味噌大さじ2を加えました。これで４人分たっぷりできます。

仕上げにネギと入れてさっと煮て添えて。ブロッコリーフラワーや春菊を添えたものも彩り、味ともによくできました。一緒に食べたTさん、暑くなってきた〜と上着を脱いでました。確かに体の中から、ぽっかぽかになります。

酒粕にみりんと砂糖と味噌を加えて、Sockeye salmonとホタテを漬け込みました。

酒粕もおからのように、ケーキ、クッキー、パン生地に加えてみたいです。