2010年5月5日水曜日

Cinco de Mayo @メキシカンスーパー

5月5日は日本でこどもの日。この日は1948年に制定された、こどもの人格を重んじ、幸福をはかるとともに、母に感謝する日本の祝日です。

アメリカでは、シンコ デ マイヨ(スペイン語で5月5日)として知られています。1862年のBattle of Pueblaで、メキシコ軍が不利と見られていた戦いでフランス軍を破った記念日です。メキシコの独立記念日と誤解されることも多いのですが、独立記念日は9月16日です。本国ではPuebla州のみで祝日扱いだそうですが、カリフォルニアはヒスパニック系の人たちが多いので、メキシコの文化と歴史的伝統を祝うお祭りやイベントが多く行われます。そして米国では何の記念日でもあちこちでセールになります。米国消費者の財布のひもが緩んできたとニュースでは伝えていましたが、大手デパートのMacy'sでは、毎月のように3割、4割オフの売り出しをしています。そんなに頻繁に割り引けるとは、元値設定がどうなっているのか不思議でなりません。

シンコデマイヨだからではないのですが、用足しの帰りに、近くの大型メキシカンスーパーへ立ち寄りました。
入ると左手にフードコートがあり美味しそうな匂いがします。
肉が苦手な私は遠慮しますが、豚の皮を揚げたものは人気のスナックです。味見したサルサがとっても美味しく早速購入。ブレンダーを使わずに、毎日手で材料を切って作っているそう。

ベーカリーにも列ができていて、メロンパンのような形の色とりどりのアイシングをのせたものが人気でした。ケーキもやフランも豊富でいちごの大きさには圧倒されました。

トルティアも唐辛子が入ったきれいなオレンジ色、紫コーンでできた薄紫のものがあり、しばらく珍しげに眺めていたら、中から英語の達者な女性が出てきてくれました。
普通のコーンや小麦粉のトルティアであれば6枚単位でバラ売りしてくれるそうで、私は12枚を45セント(50円弱!)で買いました。色とりどりのコーンチップスも袋が大きすぎるな〜と思っていたら、半分の1ポンド分に取り分けてくれました。トスターダという小型トルティアは、これまで50枚くらいまとめ買いして、冷凍庫に小分け保存して食べ続けていましたが、これで小バッチで手に入る場所がわかりました。そういえばメキシコ休暇中に、朝にトルティアデリバリーバイクを見かけました。家で焼くか焼きたてを買うか。やっぱり新鮮が一番なようです。
メキシカンスーパーでは今まで珍しい野菜果物にたくさん出会いましたが、今日も二つ、新しい物を発見。
一つはペーストではおなじみのQuince。クインスはマルメロの実で、それで作ったペーストはManchegoチーズに添えて食べます。生を見たのは初めて。なぜかライチくらいの大きさの実をイメージしていたので、大きくて意外でした。お店の人に聞いてみたら、リンゴのようにそのまま食べる実で、今が旬だそうです。彼は片言英語で必死に説明してくれました。私もすこし習ったスペイン語をbrush upするか!
もう一つ、とげとげの丸っこいを発見。カボチャや瓜の仲間らしいこの野菜、つるっとした緑色の皮のものはサラダなどにも使われますが、とげとげのものは、茹でて食べるそうです。皮は茹でてからむいたほうがいいそうです。ドレッシングをかけてサラダ感覚で食べてもいいそうですが、まずは茹でて味見してみます。
ハイビスカスの花はタイからの輸入でした。とてもよい香りでお茶にしたら美味しそう。メキシコ料理にどのような役割を果たすのでしょう?リサーチ後、購入を検討します。
その他、サボテン、生のヒヨコ豆、多数の唐辛子、スパイス各種、乾燥豆などなど、量り売りで変える物もたくさん。
チリソースやトマトソースも、極彩色の缶や瓶のラベルがどこか懐かしく、一つ一つじっくり見てしまいました。お気に入りがまだ残っていますが、次回違う味を味わうのが楽しみ。辛い物好きの日本の友人へのお土産にも必ず数種類買って帰ります。
普通どころですが、コスタリカ産のパイナップルも立派でいい香りがしていたので、思わず購入。トウモロコシは3本で99セント。明日はコーンサルサをつくってディナーはタコス!
鮮魚売り場もティラピア丸ごと、タコの足、えび、タイの切り身等々が所狭しと並んでいます。鮭、ティラピア、えびをパプリカや玉ねぎとマリネしたものを買ってタコスに彩りを添えることにしました。
これだけ買って$13。今晩は外ごはんですが、既に明日のディナーが楽しみな私でした。

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