ホーダーって言葉、初めて聞きました。「溜め込む、貯蔵する人や動物」という名詞です。動物ならはハムスターやリスがナッツを貯める感じ。人間なら「捨てられない人」、また異常にたくさんの数のペットを飼っている人はアニマルホーダーと呼ばれます。
なぜこの単語を知ったかというと、知り合いの同居人の話になり、「彼、ホーダーなのよ」というコメントがあったから。使い終わったティーライトのアルミカップなどのゴミや、賞味期限切れの食品が棚や冷蔵庫にあふれているそう。かなり深刻です。冷蔵庫と棚にはそれぞれのエリアを決めないと大変なことになりますね。とってある物すべてを覚えている訳じゃないので、時々そっと処理することもあるとか。米テレビでホーダーの人たちが出てくるリアリティショーがあるらしく、そこでは家がモノに占領され、庭で暮らす親子や、今も崩れ落ちんとする猫屋敷が紹介されたりしているそうです。
「片付けられない女たち」とか「捨てる技術」とか日本でも整理本が売れました。やっぱり片付けるって難しい。でもホーダーの人たちは「捨てることが怖い人々」。子供は誰でも通る道らしいです。そういえば牛乳のキャップやきれいな包装紙なんか集めたりしたな。
私も今年は生活のスリム化&グリーン化に取り組んできました。今も倉庫代を払って保管しているものもあります。写真や手に入りにくい本を除けば、また買える物ばかり。スーツケースも二人合わせて大小8個持っています。不必要に新しいモノは買いたくないけれど、旅行の度に新品を買ったとしても、年間倉庫代からかなりのおつりがでます。
Hoarderは不安神経症の一部でしょう。手放す恐れ、なくなる前に蓄えるというのは人間本能の一部かもしれません。しかし、それが生活を脅かしているのにやめられない。モノを持ち続けることについて、またまた考えるきっかけをくれた言葉との出会いでした。
収集癖とHoarder
返信削除境界線はどの辺なんでしょうか。
きれいに分類・整理していたら
収集家になるのかしら?
“取り敢えず取っとく(買っとく)派”
でもある私には悩ましいところであります。
さすがにゴミや賞味期限切れの食べものは
取っときませんよ。
雑貨とか本とか、集めるの揃えるのが大好き。
あっ、これは物欲!?!?
最近こちらの本屋では“断捨離(ダンシャリ)”
というタイトルの本を見かけます。
なかなか奥の深そうな言葉です。