2010年8月1日日曜日

スイカの楽しみ方いろいろ

スイカを買ってもなかなか食べ終わるまでに時間がかかります。こちらでもカットスイカは売られていますが、夏に一度は丸ごと買いたい気分。

よく作るのは西瓜糖です。スイカを切ってそのまま煮詰めて終わり。砂糖やショウガやレモン汁を加える作り方もありますが、私はいつもそのままを煮詰めるだけです。なめらかにしたい場合は種ごとブレンダーにかけて煮込んで濾します。3時間ほどじっくり煮込めば透明できれいな赤いシロップができあがり。味はというと強烈な甘さです。今回は時間短縮でちょっと繊維が残るジャム系の仕上がり。西瓜は江戸時代の初めから食べられており、シトルリンというアミノ酸が血流を増やす働きをするそうです。『西瓜を食べたら厠の前で眠れ』という諺があるくらい、利尿作用を促すのでむくみ防止にもいいようです。漢方でも使われていて、煮詰めれば日持ちがすることから昔から作られていました。中玉半分で500ccほどの西瓜糖ができます。
薬と思ってそのままスプーンでぱくりと食べたり、ダイエット時の糖分補給にも最適。このこってりした甘さも工夫次第で天然の赤を活かした利用法があります。一番のおすすめは(お酒を飲む方にのみですけど)カクテル。氷を入れたグラスにウォッカ、ラム、トリプルセックなどの蒸留酒と大さじ2杯ほどの西瓜糖とミントを混ぜて炭酸水を注ぎます。今日はウォッカ2:ラム1:トリプルセック.5の割合にしました。ミントはモヒトのようにすこしつぶして風味を出してもすっきりします。お酒の味がしないのですが、一杯でいい気分♪お酒を飲まない人でも、オレンジジュースやトマトジュースにハーブと一緒に混ぜて炭酸水で割れば、ひと味ちがうサマードリンクを楽しむことができそう。赤じそとも合いそうな感じです。
薄切りにしてバルサミコをふってフェタチーズを添えてサラダに。ぶつ切りでハーブを合わせてたサラダもいいです。
メキシコでは唐辛子ベースのスパイスをふりかけて食べます。粉末と液体のものがあり、と粉末のを試してみました。
それほど辛くはなく、スイカの塩をかける感覚と似てなくはありませんが、まずライムの酸味が感じられます。写真にはないけれど、メロンとパパイヤでも試してみたところ、後者二つの方が甘みが増しました。このスパイス、フライドポテトや野菜のフリッターフライにかけたり、天ぷら粉に混ぜたり、豆腐ステーキにかけたりしても使えそう。実験アイデアが膨らみました。

3 件のコメント:

  1. 西瓜に唐辛子!?!?
    日本の塩をかけて食べる感覚と同じ、
    おもしろい!

    imakokoさんオススメのカクテルは美味しそう!
    あ~ぁビーチで飲みたい、まどろみたい。

    返信削除
  2. おもしろいでしょ!
    プレーンなポテチに振りかけてしゃかしゃかしたくなります。

    桃もシーズンで500g弱で150円くらいです。
    ネクターサワーもどき、作っちゃおうかな♪

    返信削除
  3. 南アフリカでスイカを使ったサラダに何度も遭遇し、私も新たな使い方を学んだところでした(そろそろ南アシリーズに取りかかるかな〜)。

    そのサラダとは、直径10cm程の丸いスイカのスライスをまず置き、その上にフェタチーズ、ミックスサラダ、かぼちゃの種などを盛りつけて食べる、というもの。あまりにもおいしくて、家に帰ってスイカを丸く切り抜く方法を研究しつつ(型を使えばいいんだよね、本当は)、何回か作ってみました。見た目もきれいなので、ディナーパーティーでも威力を発揮してくれます。

    スイカを煮込む、というのもいいですね。私も是非やってみたいです。

    返信削除