2011年6月20日月曜日

断捨離

先週浴室のペンキ塗りのために、引き出しやシンクの下、薬棚にあるモノたちをいったん出しました。まあよくこれだけ詰まっていたと思うほどのモノたち。遅ればせながらここに「断捨離」の実行を誓います!本は読んでいませんが、友人Mさんがテレビ動画のリンクを送ってくれたので、聞いたことしかなかったダンシャリについて少し理解しました。もう長いこと多くの雑誌にも取り上げられていて、これは日経ウーマンのオンライン記事

「断捨離」とはクラターコンサルタントのやましたひでこさんが提唱する生き方術であり登録商標。流行語大賞にもノミネートされ、断捨離を実行する人たちを称するダンシャリアンという言葉もあるそうな。もとは執着から解き放たれるためのヨガの行法、行動哲学をベースにしているそうです。言葉と概要は知っていましたが、友人Mさんがテレビ動画のリンクを送ってくれたので詳しく知ることができました。

「断」は入ってくるいらないモのを断つ、「捨」は家にはびこるガラクタを捨てる、「離」はモノへの執着から離れる。もともと片付けが苦手だったやましたさんは、高野山の宿坊でムダなモノが何もない空間に感銘を受けたそうです。いかに楽に片付けられるかを考えたら多すぎるモノを整理すればいいと。

すべて原理はシンプル。ダイエットだって食べ過ぎをやめれば痩せられる。モノが少なくなればすっきりする。わかっているけれどなぜできない??いや、いつまでもそんなことはいってられません。今回はできる、そう信じて頑張っています。

片付けを進めるにあたって大切なことは3つ。まず主役は自分、モノではないことを再確認します。そして”今”の”私”に必要なのかを考える。そして少しでも片付けられたら、自分を褒めること。うなづけます。モノは自分のためにある。”今”の自分のために役立っていなければ、どんなに高価であっても、昔の思い出があっても、活かされていないということ。これではモノも浮かばれません。そして溜め込んでしまった自分を減点法で見るのではなく、少しでも片付けられたら加点法で褒める。

モノを買う機会は確実に減ったので「断」はできつつあります。しかし「捨」と「離」はまだ。

片付けられない人は「現実逃避型」「過去執着型」「未来不安型」の3つのタイプに分けられるそうです。誰でも思い出の品はあるし、これ、まだ使うかも?と思ってしまうモノもある。そんなモノたちであふれる棚や倉庫やガレージが気になりつつも、片付けに腰をあげることができない。私、すべてのタイプに当てはまっています。自覚はあるので後は行動あるのみ。行法ですからね、なんてったって。そして少しでも前進したら自分を褒めること。これがまた易しくはないのですが。

やましたさんは収納場所によって7-5-1の法則というのも提唱されています。断捨離で唯一ある法則だそうで、見えない場所の収納は7割まで。3割はモノの通り道として残しておく。見える場所の収納は空間を生かして5割まで。そして見せる場所に置くものは一点のみ。空間が大きければどんなモノも引き立つ。その通りです。Dannyにも「隙間を埋めるのがうまいよね〜」(もちろん褒め言葉ではない)と言われてしまいます。

「仕舞われているだけの人生なんて、どうです?」という言葉がずんと響きました。

2 件のコメント:

  1. 私も「断」と「離」はこのところ良く出来てきたように思うのですが、やはり「捨」ができない。捨てようとする前になんとかしてもう一度使ったり、だれかに貰ってもらうことができないかと思ってしまうのです。「無駄に捨てる」がどうしても苦手です。

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  2. えみこさんも「捨」が苦手ですか。でもあと二つができているのだからすごい!捨をしないで済むためにも断は大事ですよね。今は心を鬼にして、一世一代の’捨’(大げさ!)の気持ちで整理しています。今ちょっと休憩。。32℃でへばってます。ご褒美に冷たいフルーツヨーグルトスムージーでもつくろうっと。

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