2010年5月1日土曜日

Weekend in SF - part 1

今週末はサンフランシスコに来ています。車で40分、電車で1時間ほどで決して遠くはありませんが、車でくれば駐車が大変、電車は1時間に一本なので、あまり来る機会はありません。

幸い、フロリダ在住のダニーのビジネスパートナーがNob Hillというエリアにアパートも持っていて、時々使わせてもらっています。角部屋のリビングからはサンフランシスコ湾から街のシンボル的建築物のトランスアメリカビル、コイトタワー、グレース大聖堂からツインピークスまで見渡すことができます。

金曜夜、腹ぺこで到着してアパート近くのSushi Raptureへ。以前偶然に見つけたこの小さなお店はネタも新鮮で気に入っています。
『確かシャリの量も上品だったよね』=(たくさん頼んでも大丈夫だよね)と暗黙の了解のもと、気がついたらかなりな量を頼んでしまいました。
満腹になりすぎないよう、もう少し頻繁にお寿司を食べることにしよう、とはダニーの解決策(?)です。
グレース大聖堂の側にあるHuntington Hotelには、Big 4という重厚な内装のバー&レストランがあります。壁は1906年の地震で被害を受ける前の街の写真や、当時のポスターなどで埋め尽くされていて、さながらサンフランシスコ建築文化博物館といったところ。おまけにウエイターやバーテンダーも地元出身が多く、以前夕食をとった時のウエイターはアマチュア歴史家でした。多くの場所で講義もしている彼は、食後、個室に案内してくれ、写真を詳しく説明してくれました。バーテンダーはにぎやかにジョークを飛ばし、ラウンジのピアノマンがアメリカ版懐メロを奏でるのを聞いていると、タイムスリップしたよう。名物バーテンおじさんのおすすめカクテルはチョコレート エスプレッソ マーティニ。
ゴディバリキュールの甘さをウォッカとエスプレッソが程よく抑え、食後にぴったりでした。彼の最近のおすすめはテキーラテイスティング。Tommy's Mexican Restaurantでは、なんと常時百を超えるテキーラを揃えていて、テキーラを愛してやまないスタッフが、情熱を持ってテキーラについて語り、説明してくれるとのこと。全銘柄が印刷されたカードがあり、味見したフレーバーに穴をあけていくそうで、彼は30種類を制覇したそうです。パウチカードを配るとはなかなかよいアイデアじゃないでしょうか。カクテルでしかなじみのないテキーラ。アガベ(竜舌蘭)からつくられるこのお酒、味見する機会ができたらどこに行けばいいかわかりました。

人口は80万人ちょっとなのに、中華街や日本町、 North Beach (イタリア街)、ヒスパニックや中南米移民の多いMission、ヒッピーの発祥地Haight&Ashbury、ゲイ&レズビアンが集うCastroなど多種多様な文化的/社会的背景の人々が集うサンフランシスコ。いつ訪れても新しい発見と出会いがあります。

2 件のコメント:

  1. サンフランシスコ・・・34年前に一度観光で行ったことがありますが、その後は日本に里帰りする時に空港を通過するだけで、いつもゆっくり行って見たいと思っているのですが、チャンスがありません。ご主人様と素敵なサンフランシスコ楽しんでいらしてくださいね!
    チョコレートエスプレッソマーティニ・・・チョコレート苦手な私でもこれなら頂けるかも?美味しそうですね~!

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  2. Mikkoさんもご主人と一緒にSFいらしてください!美味しいお店や楽しい場所が隣り合わせで楽しめますよ。

    チョコレートが苦手なんて。。。その遺伝子を分けていただきたいのは私だけではないと思いま〜す。

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