2010年7月27日火曜日

銘菓との出会い その2

前述した『荒城の月』。だぶりますが、やっぱり単独でエントリーさせたい銘菓です。1804年創業の但馬屋は大分県下一古いの和菓子舗。初代主人は但馬出身で竹田に移ったので屋号は但馬屋。明治元年から販売されている『三笠野』とともに、江戸時代には『世越えの月』の名で岡藩主に献上されていたそうです。

つやつやで真っ白なまあるいかたち。おまんじゅうのような生地かと菓子切りをのせたときに感じる意外な弾力。甘過ぎない白身のぷりぷり感ある皮に包まれた上品な黄身あん。


子供の頃はもっとどぎつい甘さを欲していたのでしょう。なにか生臭いように感じたことも。感謝できるようになるまで変わらぬ味に再会できたことを嬉しく思います。

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