2010年7月4日日曜日

大森海苔のふるさと館

梅雨の中休みで天気よく湿度も60%と低めの6月25日。Mさん、母と三人で毎日の散歩コースの海岸と気になっていた「海苔のふるさと館」に行ってきました。

平日の昼間とあって人影はまばら。気持ちのよい潮風が吹き、ハゼは元気よく水から跳ね上がっていました。母は腰の調子がよく、ゆっくりながら散歩を楽しむことができ何よりでした。15年がかり、70億円の費用をかけて3年前に完成した大森ふるさとの浜辺公園は入り江や干潟がある都内初の区立海浜公園です。運んだ砂の量は約30万トンで、表面のきれいな砂は小豆島のものだそうです。
大森海苔のふるさと館は公園内にあり入場無料。1~2階が展示室で3階が休憩室です。
一階の展示室には実際使われていた海苔穫り船が展示され、おじいちゃんが孫に海苔漁を語るという設定のナレーションが当時の写真や映像とわかりやすく紹介されています。
海苔を刻んで貼る行程も実物大の小屋で再現されていて、当時の面影を感じました。
海苔はりや海苔を貼付けるよしずを編む体験クラスも行われています。80名の定員は電話申し込み受付から一時間でいっぱいになるとか。自分で刻んで張った海苔は、乾燥後にもらえるというのですから、人気なのもうなずけます。
2階にも海苔漁の道具や資料の展示が続きます。海苔を付着させるひびという竹の枝を立てる時に使う海苔下駄に乗ってみたりもできます。
腰まで水につかっての作業は大変だったでしょう。Mさんと母が疑似体験。

3階は休憩コーナーで屋上からの眺めもなかなかのもの。潮風がさわやかでした。
来年のお正月にまた帰ってこられるようであれば、1月9日海苔はり体験に挑戦したいと思います!

0 件のコメント:

コメントを投稿