2011年10月5日水曜日

ミズーリにて 薬局

前にも書きました出張中は病院に詰めていました。薬局に行くこともあり、普通の薬局で歩行器、杖、そして車椅子まで普通に売られているのにびっくりしました。
日本だと介護用品は専門店に行かねばならず、杖一本にしてもかなり高価だったと記憶しています。母が去年腰を痛め一時は心配しましたが、お陰さまで今は痛みもなく、日常生活には支障が無いようです。

腰を痛めると床に落ちたものを拾うのも大変。それもマジックハンドのようなものが$10前後で売っていました。
病院から取り寄せた足付きの杖は$30。軽くて丈夫で杖だけだと立てかける場所を探さなくてはなりませんが、これならその必要もなし。薬局でも$40しませんでした。

ほかにもタイルに取り付けるシャワー用ハンドル、バリアフリーのための製品などなど。
高齢化社会が進む日本で同じような品物が10倍以上するなんて、どこかで歪みが出ているのではと思うのは私だけでしょうか。

また薬局ではドライブスルーで処方薬をピックアップできます。電話でのやり取りなのでプライバシーも確保されていて、右にある赤い箱の中に処方箋や薬が入り、するするとレールを登り外の車まで届けられるシステム。いやあ、初めて見ました。以前はドライブスルーなんて無精者のためにあると思っていましたが、障害者や高齢者の人たちに関わらず、この辺りの冬はかなり厳しい寒さに見舞われるので、体調が優れない人には優しいサービスです。
非日常の環境で多くのことを考える機会に恵まれた滞在でした。

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