2011年10月12日水曜日

一週間に食べていい卵の数は?

先週土曜日からいつもよりたくさん卵を食べています。週末で4個、月曜日1個、火曜日2個、今日1個。デザートのエッグタルトを入れたらもう少し。明らかに食べ過ぎ。マクロバイオティックでは卵は病気で体力が弱っている時などをのぞいて避けるべきとされています。

全卵大1個に含まれるコレステロールは214mg。これを2個食べると血中コレステロールが高い人に定められた一日の摂取制限300mgを越えます。出典:日本栄養士会 コレステロールばかり注目されますが栄養バランスはよい、廃棄率が少ない、多くの調理方法に使えるなど利点もたくさんあります。コレステロールだって体には不可欠の物質。何事も偏ることなければいいのです。

余談ですが、独立行政法人 国立健康・栄養研究所のサイトには、健康食品の有効性や安全性のデータベースがあり栄養素や製品のチェックには参考になります。また国民生活センターとリンクしている場合、例えばデータベースのセンナには、ダイエット効果をうたうセンナ茶についてのページがあり便利です。

We are what we eat、医食同源など昔から食べ物と健康は切り離せないと考えられてきました。ヒトゲノムの解明が進むにつれ遺伝子と病気の関係も明らかになりつつあります。遺伝子の突然変異で起こる病気はハンティントン病などごく一部で、冠動脈疾患に関わる遺伝子は100ほどありその遺伝子と環境により発病となるのですが、引き金となるのは食生活だと2003年Economistは書いています。また同じ理由で遺伝的にコレステロール値が高い人が低コレステロール食を続けると体には危険であるとの見解も見られます。

2010年3月のUSA Todayの記事では、ダイエットを目指す女性たちを対象にした研究で遺伝子テストを受けてマッチした方法で続けたグループは年間6kg体重が減ったのに対し、そうでないグループは1.4kg以下だったと書いています。しかしどの方法より継続できるかどうかが一番の鍵です。そしてカリフォルニア大学デイヴィス栄養ゲノム情報科学専門機関は、この結果は体重問題に悩む一般人を価値が見られない遺伝子テスト購入へと誘うものだと述べています。

食べ過ぎ=肥満。これだけは確か。そして食べ物が元気の元なのも事実。時々断食や流動食もやりますが、体の声を聞いてやってみたくなったから。体や心が喜ぶ食べ方をして考えすぎず後悔せず。これが私的には理想です。

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