2010年1月23日土曜日

年末年始旅行記 Day 5-6 団らん編



クリスマス当日。道路もつるつるで車にも一面びっしり霜が降りています。いつも伺う叔母さんのお家には彼女のおじさんが急死したのでお邪魔せず、お昼に一番上の兄の家へ皆が集まりました。上の娘は今年18歳もうお酒が飲めるようになりました。

行く度に新しいアートが壁にかかっているすてきなお家です。壁一杯を埋める新しい絵を褒めると、Miwa Ogasawaraというドイツで学んだ日本人女性の作品だそう。作者にも会って気に入って買ったと話していました。奥さんはシャンペンをつぎながら、定番スナックであるカクテルソーセージやミートパイ、野菜のキッシュなどを手際よく出してくれました。


長男家族は結婚式にも来てくれました。
姉家族4人とすぐ上の兄もほどなく来て、一気ににぎやかに。


夕方は姉宅でディナーですが、いったんすぐ上の兄をつれて家に戻りしばし休息。ポールは照明デザイナーで1月にはNYのオフブロードウェイで舞台を手がけます。私たちも観に行く予定で楽しみ。彼が韓国で手がけたオペラ舞台や今度出張するポーランドの話など興味深い話題で時は過ぎていきます。

5時過ぎに姉宅へ。今回は比較的こじんまりとした8人のディナーです。子供は14歳の男の子と7歳の女の子。彼女は中国から養子にきました。頭と口の回転が早くて大人顔負けです。

いつもは翌26日のセントスティーヴンズデイに皆揃ってプレゼント交換をするのですが、今日は子供たちが二人だけとあって私たちはプレゼントを持ってきました。女の子には自分で作るジュエリーセット。これオンラインでよいなと思って注文したらなんと箱がスーツケースギリギリにやっと収まるサイズで冷や汗でした。やっぱりおもちゃ類は現物を見て買うべきと反省。男の子にはカルト的人気を誇るビデオゲームで喜んでくれました。

クリスマスの食卓を賑わすのはハムステーキや七面鳥のローストと野菜たち。

肉が苦手な私のためにはサーモンのパイ包み焼きを作ってくれました。感謝。野菜も焼き加減がほっこりしていて美味しくいただききました。

食後はクリスマスプティング。空港のクリスマス飾りでまん丸い茶色で笑顔を浮かべていたあれです。半年以上前から作って保存しておく家もあるのだそうな。たっぷりの洋酒につけ込んだフルーツを粉、砂糖、油と混ぜ茹でて固めて保存しておきます。そして食べる直前に火をつけると青い炎あがります。ブランデーバターやクリームをかけていただきます。とってもおいしいのですがちょっと量は食べられない感じ。クリスマスケーキは基本的に同じ中身をケーキ型で焼いて、マジパンでコーティングたあと砂糖で飾り付けをしたもの。それぞれの家には独特のレシピがあってどの家も自分のママのケーキが一番と思っているところがかわいい。




Keogan 家定番のケーキ
ケーキのあとに非常に珍しいアイラ島のウイスキーをごちそうになりました。
翌26日はセントスティーヴンズデイ。この日も家族団らんは続きます。子供たちはプレゼントをもらえるので朝からうきうき。

ティーネージャーからのリクエストはここ数年アバクロ
大人たちはママがくじ引きで決めた相手にプレゼントを買うことになっています。兄弟6+パートナーとなると一人一人に買うのは大変なのでこのシステムにして楽になったようです。今年のテーマは写真関連。私は写真を撮るのが好きな義姉に電子フォトフレームを贈り、長男の奥さんからダニーの幼い頃の写真が入ったフレームをもらいました。いくつになってもプレゼント交換は楽しいもの。



一緒に選んだドレス、とても気に入っています。シェリーたっぷりのトライフルは絶品。
子供たちは早速おもちゃを広げてたり新しい洋服を着たり喜んでいました。


ダニーはセーターとトリニティカレッジのすてきな写真集をもらってご満悦。私たちは先に失礼しましたが、飲みだしたらご機嫌のダニーは2時まで兄と飲んで遅いご帰宅でした。

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