私は貧乏性です。ムダが嫌いです。いつか使うかもしれない(そして実際ちゃんと使っている。たとえその間の数年あいたとしても)と物をとっておく。当初の予定を変更してまでムダをなくそうとする(時に本末転倒)こともある。これはまぎれも無く貧乏性です。
貧乏性とはネガティブな意味で言われることが多いけれど、いい面もあります。地球環境に優しい、時間の有効利用、節約やムダを省くための工夫を怠らないことは脳にも刺激があるはず。ムダをなくすための工夫がうまく行くと背筋がゾクゾクするほど興奮します。これはある意味、日本人の遺伝子?そうでなければここまで日本経済は発展しなかったのではないか。大げさながら強く思います。
しか〜し。一刻を争うキッチンではサービス向上のためにムダが生じます。もちろんムダが出ないように事前に計画や手順を整えることは大切です。しかし、昨日も書いたように予期せぬ出来事は日常茶飯事。そんな時、すぱっと今までやって来たことを破棄して次に進めるか。ここは落としどころです。
一期一会を料理とサービスのモットーとして掲げるImakoko Japanese Cuisine。頂く命をムダにしないことを念頭に置きながら、ムダを恐れずに大胆に優先順位を決める。今私が一番学ばなければいけないツボはここです。
充実した忙しい日々が続いているようですね。よかった!
返信削除背筋がぞくぞく、、、その気持ちものすごーく分ります!若い頃某高級ホテルの結婚式場でウエイトレスをしていたとき残されたマスクメロンやワインがぼんぼんと捨てていかれるのを見て悲しかったのを憶えています。2,3年まえに甥がアルバイトをしていた餡子やさんですてられていく食品をみて『目がつぶれる」といってやめたそうです。わたしだけじゃないんだと思いなんだかうれしかった。でもレストランや食料関係のしごとは衛生上と効率のことを考えてそうするしかないんでしょうね。Imakokoさんが自分のビジネスをやてって行く上でその部分を工夫していかにムダをなくしていけるか。大きな課題ですがやりがいもありそう。がんばれー!
えみこさん、わかってくれてありがとう!食べ物のムダとのつき合い方は難しいですよね。マスクメロンゴミ化はつらかったでしょう。。。甥っ子さんの気持ちもよくわかります。私の職場は需要が不確定なので食材はいつもたくさん仕入れていて、生ものは捨てられることが殆どです。高級食材が一瞬にしてゴミになる。ゴミ箱には謝りながら捨てています。Imakoko Japanese Cuisineだけでも必要なムダのみにできるようがんばります。
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