2011年4月23日土曜日

Sake Tasting

今日は酒テイスティングに行ってきました。Takara Sake USAはBerkeleyのオフィスにtasting roomとsake museumを併設しています。
一人$5で7種類ほどのお酒を味見でき、museumでは19世紀の酒造りの行程をパネルで見ることができ、実際に使われていた道具類も陳列してあります。

この束子みたいなものは酒林(さかばやし)。杉玉ともよばれ、杉の葉を束ねて丸く刈り込んだもの。新酒ができると酒蔵の門前に吊るされ、色が変化するに従い酒の熟成度がわかるというもの。

酒造りのビデオも上映されていて、蒸米、麹作り、もろみから原酒をしぼるところまで昔ながらの製法を理解することができます。
宝酒造ではカリフォルニアでとれたお米を使って純米酒のみを作っているそうです。純米酒は70%の精米歩合。60%は特別純米そして吟醸酒用、50%まで精米すると大吟醸になります。削られたお米も見せてもらいました。
初めてなのでVariety tastingを。吟醸酒のSierra Coldは12%日本酒度+5の辛口。すっきりした香りで丸みのあるすっきりとしたのどごしとフルーティな後口が印象的でした。
Shochikubai Namaはその名の通り生酒。通常日本酒は6ヶ月以上熟成されますが、これは熟成されず熱も通されていません。アルコール度数15%、よりお酒っぽいどっしりとした味を舌に感じますが、飲んだ後は後を引かずすうっとクリア。口に含んだ時の印象との違いが印象的なお酒です。

Shochikubai Classicはよく購入するお酒。ぬる燗で頂きました。お燗の適温は体温よりやや高いくらいだそうで、いつも冷やで楽しんでいるお酒の新たな一面を味わうことができました。小さいおちょこでのテイスティングですが、そろそろ顔がほてってきた。しかし今日はDannyがドライバーなのです!ビールや他のお酒なら少しは平気な彼も日本酒が入ると運転すべきでないと感じているらしく、ドライバーを引き受けてくれました。

4つ目はNigori, silky mild. 15%、日本酒度-20の甘口。甘酒のごとく甘かった。スパイシーツナロールなどの辛い料理と合うそうです。確かに甘いラッシーがスパイスの辛さから舌を守ってくれるのと同じ原理かな。とにかくとても甘く、氷を入れて飲みたいくらい濃厚でもありました。

あと二つ甘いお酒が続くので、一つ辛口をボーナステイスティングとして選びました。60%まで精米したShochikubai特別純米酒は確かに辛口でしたが、甘いお酒の後かまったりした後口に感じられました。

次はフレーバー酒。Hana Flavored Sakeはお酒にエッセンスや糖分を入れ込んだお酒なので純米酒とは呼べません。種類はライチ、富士リンゴ、白桃、梅、ラズベリー。ライチを選びました。アルコール度8%。香りが鮮烈で食前酒でも食後酒でもいいし、バニラアイスを浮かべてフロートにしたり、チーズ系のデザートにもよく合うそうです。

最後はKoshu Plum. これもできたお酒に梅エキス、エッセンスと糖分を加えたもの。梅酒のように色濃くはありませんが、薄い琥珀色です。香りはアーモンドエッセンス。まるで飲む杏仁豆腐!キルシュワッサーとアーモンドリキュールを混ぜているのかと思うくらい鮮烈なさくらんぼとアーモンドと香りがしました。飲むと梅酒ですが、ホワイトリカーと氷砂糖につけて作る梅酒とはまた違います。こちらも小さなグラスで食後に出したら喜ばれそうな味です。気に入ったのでライチ酒とKoshu Plumを一本ずつ買いました。
シエラ山脈からの新鮮な水と地元で穫れるお米からできている日本酒。テイスティングをきっかけにもっといろいろな飲み方をしてみたいと思いました。

Dannyがちょっと寄り道をしていこうというのでUC Berkeley方面へ。着いた先はホットドッグ屋さんTop Dog.
事前にベジドッグがあることを確認してくれていました。ホットドッグはすべて$3. パンはごま付きのクリスピーなタイプで、ケチャップ、マスタード、酸キャベツ、ピクルスなどは自分で好みの量をはさんでいただきます。
肝心のソーセージが見えませんが。。。
なかなかおいしいスナックでした。店内はポリティカルなメッセージや風刺漫画や記事の切り抜きで一杯です。これはお店のトレードマーク的メッセージ。
今日は朝パンケーキ、昼ホットドッグとちょっとジャンクな食生活。
夕食は焼きそばの予定。昨日から焼きそばマインドだったのでできればそのままにしたい。野菜をたっぷり入れて、ノンオイルドレッシングの豆腐サラダを副菜にすることで今日は自分にあま〜く、美味しい一日を追求します。

2 件のコメント:

  1. パンケーキがきれいに焼けてる!私もぬれぶきんの上に一度フライパンをおいて低温で焼いてはみるのですがやはりまだらになりがちです。フライパンの熱の通り具合なのでしょうが。二枚目はまぁまぁなんだけどね。

    今ふと思い出したことがあります。小学校低学年のころママレンジ(憶えてる?)でホットケーキをよく友達と作りました。そのときも二枚目からきれいにやけたのを思い出しました。私のお料理技術(あるとすれば、、、)小学校の頃から変わっていないようです。

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  2. とにかく余熱はしっかりと、そして粉は混ぜたら直ぐ焼く!が基本ですね。ベーキングパウダーは水と反応して膨らむので卵や牛乳といった水分と混ぜた生地は混ぜて直ぐ焼くとふんわり。ぬれふきんで冷ますのもほんの一秒ほどでかなり温度は下がります。そして裏面を焼く時は蓋をするとふっくらしますよ。

    ママレンジありましたね〜。すごく欲しくてクリスマスプレゼントに貰った時は嬉しかった。あの電熱温まるのにすっご〜く時間がかかりましたね。やっぱり余熱は重要ですね。

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