2012年9月10日月曜日

記念日旅行 Day 3

朝食をとって出発。今日のトレイル情報収集のため、Prairie Creek Redwoods State Parkに隣接した国立公園の案内所へ。
レンジャーの方ににおすすめトレイルを聞いてみました。すると一日50組限定のトレイルがあるというではありませんか!時間は11時頃になっていたにもかかわらず、ゲートの鍵番号を書いた許可書をもらうことができました。
始めにビジターセンターの裏のトレイルを歩き、レッドウッドの生態に着いてもう一度お勉強。
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樹齢2000年以上にもなる木には畏敬の念が自然に湧いてきます。世界で一番背高いのっぽの生き物なのに、根は深くても3mだそうで以外と浅い!地面から5−10cm下はもう根っこで横には広く伸びてお互いを支え合っているそうです。

何処もかしこもしっとりしていて、ワイヤーロープにもかわいい苔がびっしり
今日もお天気に恵まれました!
Tall Tree Groveへ向けて出発。かなり勾配の急な山道が続きます。走りながらサンルーフから見る青空に心躍ります。

途中の見晴し台からは、レッドウッドの樹海を一望。鳥の声だけが聞こえる緑の世界。
途中から砂利道になり、かなり進みます。やっとゲートに到着、鍵を開けます。
 
そこからまたしばらく進み、トレイルヘッドに到着。
始めはひたすら下りです。このトレイルの見所は、植林ではないレッドウッド森の麓まで降りてそのスケールを実感すること。下をのぞいてもまだ麓は全く見えません

木のトンネルもありました。
 歩き出して直ぐ、このお方にもご対面
行きはよいよい、帰りは怖い。。。どこまで下るんだろう?どんどん背が高くなって行く樹々を眺めながら帰りの大変さはちょっと心配なダニー。
この迫力!とても写真ではお届けできないのが残念。。。
 麓の川にも若干流れがあります。5月くらいの水量も見てみたい。

 木漏れ日の色まで緑色
映画 Avatarに出てくる森みたいな雰囲気も




幹にアーガイルみたいな模様が見えました。
うねりながらそびえ立つ樹々
上りはキツかったけれど、その価値はあります。去るのがさみしくなるくらいのコースでした。
まだ日が高い午後2時過ぎ、Eurekaへ向かって南下。
この雲、Great Britainみたいだね〜と笑い合いました
Lost Coast Breweryで地ビールテイスティングです。ここはアメリカで初めて女性のビアマスターが作った醸造所だと聞きました。
ダニーの友人でアマチュアビール醸造家がいます。その彼は今やビール品評会で賞を取るまでになり、ゲストとして招かれてお店でも地ビールを作っちゃうほど。その彼がこ勧めてくれた場所の一つなので、楽しみ!
ファンキー&カラフルな店内
十種類のテイスティングをシェアしました。この嬉しそうな顔!おそらく私も負けず劣らずだったと思いますけど。
二人とも特に気に入ったのがLost Coast Wheat, Pale Ale, Great Whiteでした。Apricot WheatやTangerine Wheatもフルーツ香たっぷりで美味しかったけれど、ちょっと甘めかな。

ハリバット&ガーリックパルメザン黒こしょうチップス。お芋はカリッというよりしっとりですがフレーバーはナイス。
ポートベロマッシュルームのケサディアもジューシーでビールとよく合いました。
パブの向いの銀行はその名もレッドウッドキャピタル銀行。左隣はレトロな映画館。一本並びの道もかわいいお店が並んでいました。しかし散策の時間はない。次なる目的地はShelter Cove。事前情報は何もありませんが、ネーミングにも惹かれてるし、すてきな夕陽が見られる予感がします。

日の入りはおそらく8時前。アクセスが余りよくない場所なので間に合うか?ダニーのアイデアで途中小さな街でシャンペンのハーフボトルとイチゴを買いました。山道をひたすら進みShelter Coveに着いたのは午後7時半頃。
街の雑貨屋(上の写真は翌朝撮影)をのぞいて、チョコレートを買いました。するとレジのお姉さん、「あなたたち、昨日Garbervilleでご飯食べてたでしょ?」と。一瞬Garbervilleがどこかわからなかった私たち。あのEel River Cafeと気付いたと同時に彼女がカウンターに座っていたのを思い出しました。何たる偶然!そして地元ののレストランを教えてもらったりしばし会話。外に出たら地元のサーファーっぽい男の子二人が「ブラックサンドビーチはとてもきれいだから、ぜひ行ってみて!よかったらこれから行くから後ろから着いてくる?」といってくれたので一緒に走り出しました。途中で彼らは知り合いの犬が路上にいるのを見て停まり、私たちには道を教えてくれてそこで別れました。
そしてこの町外れの海岸の美しさといったら。丁度夕陽が沈みかけていて、視界を遮るものは何もありません。その名の通り砂浜は黒い砂と小石が混ざっていました。




どんどんオレンジ色が濃くなります
甘いイチゴとドライシャンペンってなんでこんなに合うんでしょう!

日が沈んだ頃、勧められたオーシャンフロントのレストラン、Coveへ。その上がインになっていて宿を取ることにしました。
近くにかわいい灯台発見
レストランに予約を入れ、Ocean Front Innのマネジャーに電話をしてもらいましたが連絡とれず。日曜夜なので心配していませんが、とりあえず他にもホテルはあるので大丈夫。

食事をオーダーしてからインのオーナーがテーブルに来て鍵を渡してくれました。全室海辺の部屋で最上階で$158、即決です。ダニーが席を立って手続きをしに行こうとしたら、明日朝早く発つの?9時以降ならその時にオフィスによってくれれいいよ〜、ゆっくりディナー楽しんで!とのんびりしてます。


おそ昼&シャンペンとイチゴもあり、あまりお腹が空いていなかったのでクラムチャウダーとカニ春巻きにメインをシェア。タイのケイジャングリルは若干火が通りすぎでも辛みがちょうどよかったです。ポテトがおいしかった!
 部屋もバスルームも広々。天井も高くてベッドも快適でした。
 バルコニーからはあかるい月が寄せる波に映り揺れています。
窓を少々開けたままで、波音を聞きながらぐっすり眠りました。

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