2016年1月30日土曜日

日本 2015 初冬 - Day 19&20 五反田&人形町

日本での最後の二日間もあっという間に過ぎて行きました。15日は片付けと用事、そして夜は兄といつもの海鮮居酒屋に呼んでくれました。開店直後のお店のカウンターは偶然前に座った場所と同じ。板さんたちの仕事もじっくり拝見できていいです。
お刺身の盛り合わせには母やダニーが好きそうなものばかり。次回ダニーも一緒にと兄がいってくれました。
鯵好きダニーの喜ぶ顔が目に浮かぶ新鮮なお刺身!
旬の金目は煮付けで。ほっぺた落ちた。
ワイン好きの兄もこの日は日本酒。

兄との何気ない話は静かだけれどいろいろな話題をカバーし、お前もいくつになったなあ〜、としみじみ言われたり。夏の三回忌にはダニーと一緒にと約束して別れました。鰹がおいしい頃かな。
お酒を飲んだ後になってしまったけれど、疲れがたまった腰とひざをほぐしに、親友行きつけの鍼灸院へ行きました。人形町商店街には既に謹賀新年の提灯が。
じっくり2時間近くマッサージと鍼で治療してもらいました。腰よりひざが心配なので帰ったら一度みてもらうほうがいいとのこと。ちょっとハードに歩きすぎたようです。先生たちとスタッフの皆さんが飛びきり明るくてそれだけでも癒されました。
最終日、12/16は忙しく用事をこなしていたらあっという間でした。夕方は地元の温泉へ。最後にここに来たのは母が亡くなったその日でした。誰もいない湯船でぼーっとしていたら、湯煙の向こうにあれ?と思う人影が。それは母がお世話になった整骨院の先生でした。
今回は一度治療に行けただけで、戻る前にもう一度挨拶に行きたかったと思っていたのでびっくり。ずっと忙しかったけれど、今日はたまたま時間ができたという先生とぬるめの炭酸線に浸かりながらしばしおしゃべり。母も先生と会えて喜んでいるような気がしました。

これで去年の日本滞在記終了です。いままで以上に中身の濃い日々で、身体を動かしながらも頭ではひっきりなしに色々考えていました。

今日は母の誕生日、一月も終わりです。交わす新年の挨拶をよそに、なぜか年が明けた気がせずにいました。なので旧暦で節分が大晦日、立春からが新年と思ってみたらなんだかすっきり。今はまだ年末のわさわさが続いているということにしちゃいます。

これまでダニーの留守にはひとりの時間を楽しんでいました。断食をしたり、料理に精を出したり。それが今月はどこかすこし違っていました。友人を招いて楽しい時間を過ごしても、魂は何処かに漂っているような。とりあえず旅行記だけは終わらせたいのでこれからアイルランド編に入ります。こんな日記を続ける意味があるのか疑問に思いながらも、旅行中は母も一緒だったような気がしていたから。

2 件のコメント:

  1. おねーちゃん、日本編の旅日記お疲れ様でした。このブログは、意味がありますよぉ。あるブログに出てきた方が言ってました。「最初は、ブログに出てきたのが嬉しくて読んでいて、でも素敵な風景に感動して、ブログに綴っている心の動きに共感してはまりました」と。私もこのブログからいっぱい力をもらってます。でも書くのは大変だけどね~だけどブログを楽しみにしてる人がいっぱいいるからゆるーくで良いので続けてほしいなぁ。。。

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    1. こんなつぶやきを楽しみにしてくれている人がいるなんて!とっても嬉しいです。さとちゃん、ありがとう!そしてあの素晴らしきレストランのスタッフで見てくださっている方に心から感謝いたします。

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