月曜日は地元で忙しく用事を片付けていました。
天気のよさは続いていて、火曜日は千葉へでかけました。DIC川村記念美術館は、旧大日本インキ化学歴代オーナーのコレクションを公開する美術館です。調べてたら東京駅から直通バスが出ていたので利用してみました。
9時過ぎの山手線はのんびりモードです。バス停は八重洲北口。
テイクアウトでコーヒーを買ったら、飲み口にこんなかわいいステッカーが。とってもニッポン!
成田空港を利用しなくなったので、千葉方面への高速に乗るのは久しぶりです。平日とあってか、乗客は私を含めて三人。ちょうどよい時間にサービスがあってありが鯛。ちなみに東京駅から成田空港までは1000円で行けるみたいです。1時間で景色がすっかり変わりました。
朝を抜いたので早めのランチ。お庭が見える席で開放感があります。
パスタランチは迷った挙げ句、海老とアルグラ、地元のキノコ園で採れた椎茸のラグースパゲティ両方いただきました。海老が硬めだったのは残念だけど、味はよかったです。
食後の散歩を先にすることにしました。見上げれば燃えるような紅葉。
ぽかぽかと暖かくて、静かで平和な昼下がりでした。
美術館内は外とはちがう静寂に満たされていました。ロスコのシーグラム壁画やポロックなども迫力ありましたが、橋本関雪の木蘭に特に感動しました。リヒテンシュタインやカンディンスキー、マグリット、ステラなどの作品も見応えあるものばかり。
夜は中高校時代の先輩Tさんが、美味しいイタリアンレストランへ連れて行ってくれました。Tさんとは数年前から日本でお会いする毎に、美味しいものを囲んで弾む会話を楽しませていただいています。臼井駅で待ち合わせてタクシーにてレストランへ。
繊細なプレゼンテーションだけれど、季節の食材がそれぞれの持ち味を活かして料理されていて、一口毎に幸せを感じました〜。
ニョッキとペンネも歯ごたえもフレーバーもフレッシュ。ヒラメのカルパッチョも美味しかったです。私はお昼を沢山食べたので、一番軽いディナーコースでしたが十分楽しめました。Tさんはお肉料理もおいしかったそうです。ご家族でもよくいらっしゃるとの事、スタッフの皆さんもフレンドリーで、フォーマルなセッティングだけれど寛げる居心地のよいレストランでした。
いつも優しい笑顔がかわらないTさんには、特に母が亡くなって以来、沢山の励ましとサポートをいただきました。その彼女も一昨年に最愛のお父さまと別れを告げられています。高校時代の思い出話から、今のお仕事(彼女は臨床カウンセラーでいくつかの学校で勤務)、お互いの趣味についてなど話しているうちに夜は更けて行きました。
素晴らしい出会いに私は生かされていると思っています。
返信削除美味しいものを頂いて尽きない楽しいお話をして、幸せな夜でした。
帰国されたら、またご一緒しましょうね。