2010年3月24日水曜日

アーティチョークの季節


北米に出回っているアーティチョークのほぼ100%はカリフォルニアから出荷されているそうです。産地はわが街から2時間ほど南下したモントレー周辺。まさに地元で穫れる季節の味です。アーティチョークは朝鮮アザミのつぼみ。苞片とよばれる花びらのような部分の付け根を歯でしごくようにして食べます。
昨日早朝ハイキングの帰りにマーケットに寄って5株4ドルで手に入れました。今日のご飯はシンプルに蒸したアーティチョーク、カレークスクスとバルサミコドレッシング添え。
バルサミコドレッシングはにんにく一片を塩小さじ1とつぶしながら混ぜ、マスタードパウダー小さじ1/2、胡椒少々、バルサミコ大さじ1、オリーブオイル大さじ4と混ぜます。分量はお好みで。
アーティチョークはよく洗って、茎と下方の苞片をとり先端を切って苞片の先の方もはさみで切ります。切り口にレモン汁をぬると変色が防げます。
耐熱容器に水アーティチョーク一個に対し水大さじ1~2を加えて、電子レンジで加熱します。大きさにもよりますが、1個なら5分程度、今日は3個で10分ほどでちょうどよい仕上がりでした。
スープストック一合分にカレー粉小さじ2、クミンパウダー小さじ1、塩少々を入れて沸騰させ、同量のクスクスをいれて5分ほど蒸します。蒸し上がったら、レーズン、スライスアーモンド、ネギの小口切り、レモン汁一個分、オリーブオイル小さじ1をいれて混ぜます。
蒸し上がったアーティチョークは、ほっくりサツマイモのようなそらまめのような風味。栄養分はほぼでんぷんだそうですが食物繊維も豊富だし、いつもと違って手を使って食べるというのも何となく楽しい。
食べすすむと、繊毛に覆われたアーティチョークハートという部分にたどり着きます。
この繊毛をとれば、いままで小出しで食べていた部分をまとめていただけるヨロコビが訪れます。
瓶詰めや缶詰も出回っているアーティチョークですが、旬の間は生を買って楽しみたい物です。ただゴミがたくさん出るのが悩みどころ。生ゴミを減らすにはコンポストが強い見方なので、ベランダで作れるか検討中です。

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