2010年3月10日水曜日

Earthlings

『The Cove』がアカデミー賞を取り、日本でも配給先が決まり、ディベートの輪も広がりつつあるようです。私のブログリストにあるランバートさんのブログは5回にわたりコーヴについて取り上げていて、私自身もいろいろ考えるきっかけをもらいました。そのランバートさんのポスト(イルカ漁4回目)に監督シホヨス氏のインタビュー記事のリンクがありました。下記一部を抜粋します。
私にとって人生で一番パワフルな映画は「アースリングズ」でした。観るのが本当につらい映画です。一度にでなく段階を踏んで観る必要がありました。実際、一緒に働いている皆が私は「アースリングズ」を観るべきだと言ったのです。やっとのことで見始めても10分も経つと止めなければなりませんでした。本当に見るに耐えない。この映画はみんなを天使にしてしまう整形手術を施すようなものですね
コーヴの監督がそこまで影響を受けた映画に興味を惹かれ、事前に短い映像を観ました。確かに苦しむ動物の映像が多く、シホヨス氏が言うように一度に観ることができるのか不安になりました。しかしそれ以上に観るべきであるという気持ちと最後の一文の意味が知りたくて、今観終わったところです。

Earthling: "One who inhabits the earth".  
アースリングスとは地球に生を受けたすべてのいき物を指します。
2005年に公開されたこのドキュメンタリー映画は、同じアースリングである人間と他種族の関係を5つのパートに分けて問題提起をしています。人間の生活のために犠牲になっている動物にスポットライトが当てられているので、動物保護運動映画のバイブルと称されるようですが、それだけでは表現できない感情がわき上がりました。パート1ではペット、2では食品、3ではファッション、4では娯楽、5では科学。各産業分野における動物の取り扱いが、時には隠しカメラの映像で映し出され、菜食主義者であるホアキン フェニックスのナレーションで紹介されています。

この映画を観た”みんなを天使にしてしまう”というシホヨス氏の言葉。
私には、確かに広い視野で(宇宙から地球を見る)ことを改めて考えさせてくれるものでした。

2 件のコメント:

  1. 私もこの映画を観てみようと思います。正視するのが辛そうだけど。。。「ザ・コーブ」を勧めた友人の中には「かわいそうで見られない」という人も少なくなかったのですが、かわいそうと思うなら観て欲しいと思ったので、私もこの映画を観てみよう、と。

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  2. つらい映像です。でも観る観ないに関わらずこのようなpracticeは存在する。

    私にとっては知っていた、いや、そうあってほしいと思い込んでいたことが事実と反していたという発見もありました。2時間程度でこれだけ広く深い問題をすべてカバーするのは不可能だと思うのでメッセージを鵜呑みにはしませんが、考えるきっかけを与えてくれた映画にはとても感謝しています。

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